【防災士が解説】避難所に“持って行って困ったもの10選”|現場で本当にあった失敗例と教訓

避難所では「持って行ったけど使えなかった」「むしろ邪魔になった」という失敗が非常に多いです。
防災士として避難所を支援してきた経験から、実際に困った10アイテムをわかりやすくまとめます。


■① 大きすぎるスーツケース

避難所はスペースが狭く、荷物の置き場所にも制限があります。

✔ 通路をふさいで迷惑
✔ 音が響きやすくガラガラ音が不評
✔ 中身を広げられず使いにくい

“収納力より機動力”。避難時にはバックパックが最適です。


■② かさばる布団・毛布

寒さ対策として持参したい気持ちは分かりますが…

✔ 場所を大きく取りトラブルの原因
✔ 他の避難者から「ずるい」と不満が出る
✔ 荷物が重すぎて移動が困難

コンパクトな寝袋・アルミブランケットが正解です。


■③ 家庭用の大きなポータブル電源

便利ですが、避難所では取り扱いが難しいケースが多いです。

✔ 騒音・発熱で注意される
✔ コンセント使用禁止エリアでは使えない
✔ 盗難リスクが高い

必要なのは“大容量モバイルバッテリー”程度です。


■④ 大量の水・食品の箱買い

備えとして持って行く人がいますが、避難所では逆効果。

✔ 自分の生活スペースを圧迫
✔ 周囲からの視線・嫉妬を招く
✔ 重くて運べない

最低限+共有物資で十分。家で備蓄を整えておくことが大切です。


■⑤ 洗濯物・私物が多すぎる

気持ちの余裕がなくなり、小物をどんどん置きがちですが…

✔ 散らかってトラブルに発展
✔ 紛失・盗難の原因
✔ 衛生管理が難しく匂いの元に

避難所は“ミニマリスト生活”が基本です。


■⑥ 充電ケーブルが多すぎる

スマホ・タブレット・ゲーム機…全部持っていくと混乱。

✔ 失くしやすい
✔ コンセント争奪戦で使えない
✔ 他人と混ざってトラブル

1本で複数対応の“多機能ケーブル”が最強です。


■⑦ 大音量が出る電子機器

避難所は「静寂=安心」の空間です。

✔ 動画の音漏れ
✔ ゲーム音で苦情
✔ 鳴り続けるアラーム

イヤホン必須。子ども向けには“音量制限つき”が安心です。


■⑧ 香りの強い柔軟剤・アロマ用品

好みが分かれるだけでなく、避難所では体調不良を招くことも。

✔ 頭痛・吐き気を訴える人も
✔ 換気できない体育館では特に厳しい
✔ 香害トラブルにつながりやすい

無香料を徹底しましょう。


■⑨ 大量の現金

意外にトラブルが多いです。

✔ 紛失
✔ 盗難
✔ 他人に見られて不安が増す

必要最小限+キャッシュレスが安全です。


■⑩ ペット用品が大きすぎる

ペット同行避難は可能ですが…

✔ ケージが巨大だとスペースを占拠
✔ 他の人との距離が保てずトラブル
✔ 音・匂いで苦情が出る場合も

“折りたたみ式ケージ+最小限セット”が適しています。


■まとめ|避難所は“持ちすぎるほど困る”場所

避難所の鉄則はこの3つです。

✔ スペースは最小限
✔ 音・香り・光に最大配慮
✔ 荷物より「心の余裕」が大事

結論:
避難所では“多いほど安全”ではなく、“軽いほど強い”。持ち物は少なく、必要な機能だけを残すのが生存戦略です。

防災士として現場を見てきた経験から断言します。
避難所で快適に過ごせる人は、「持ち物を減らせた人」です。

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