避難所で「眠れない」「夜がつらい」と感じる人の多くは、事前に少し確認しておけば防げたケースが少なくありません。被災地で避難所運営や支援に関わってきた経験をもとに、耳栓・アイマスクに関する実践的なチェックリストをまとめます。
■① 耳栓は家族分そろっているか
自分の分だけでなく、家族全員分を想定できているかが重要です。被災地では、誰かが我慢する状況がストレスを増やしていました。
■② 予備の耳栓が用意されているか
耳栓は紛失・破損しやすい物です。被災地では、予備がなくて使えなくなり、後悔するケースが多くありました。
■③ 事前に試して使い慣れているか
初めての耳栓やアイマスクは、違和感で眠れないことがあります。被災地では、普段から使っていた人ほど、避難所でも迷わず使えていました。
■④ アイマスクは遮光性を確認しているか
薄くて光が漏れるタイプでは、避難所の照明には対応できません。被災地では、遮光性を確認していなかった人が困っていました。
■⑤ 長時間使っても疲れないか
締め付けや蒸れがあると、途中で外してしまいます。被災地では、疲れにくい物ほど朝まで使われていました。
■⑥ 洗える・清潔に保てるか
長期避難では衛生面が重要になります。被災地では、洗えないアイマスクが使われなくなる場面もありました。
■⑦ 耳栓とアイマスクを併用できるか
どちらか一方だけでは不十分なことが多いです。被災地では、併用できた人ほど睡眠の質が安定していました。
■⑧ 子ども・高齢者への配慮ができているか
サイズや締め付けが合わないと、逆に不安を強めます。被災地では、年齢や特性に合った配慮が差を生んでいました。
■⑨ 防災リュックの取り出しやすい場所にあるか
奥にしまい込むと、結局使われません。被災地では、すぐ取り出せる位置にある人ほど活用できていました。
■⑩ 「眠る準備」ができているか
耳栓・アイマスクは、持っているだけでは意味がありません。被災地経験から言えるのは、使う前提で準備できているかどうかが、夜の安心と回復力を大きく左右するということです。

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