災害現場で、
生死を分けた場面を振り返ると、
はっきりしていることがあります。
強かったのは、最初の判断が正しい人ではありません。 切り替えが早い人でした。
防災は、
正しさよりスピードです。
■① 状況は一瞬で変わる
災害は、
静止しません。
・風向きが変わる
・水位が急上昇する
・余震が続く
・情報が更新される
「さっきまで安全」は、
今の安全ではありません。
■② 切り替えが遅れる人の特徴
現場で多かった傾向です。
・最初の判断に固執する
・間違いを認めたくない
・やり直すのが怖い
判断に執着した瞬間、動きが止まります。
■③ 助かった人は判断を捨てるのが早かった
生き延びた人は違いました。
・さっきの判断をあっさり捨てる
・新しい情報を優先する
・予定を白紙に戻す
切り替えを、
失敗だと思っていませんでした。
■④ 防災における「正解」は短命
災害時の正解は、
賞味期限が短い。
・今は正しい
・でも10分後は違う
・1時間後には危険
正解にしがみつくこと自体がリスク
になります。
■⑤ 切り替えを早くする考え方
意識すべきはこれだけです。
・判断は仮置き
・いつでも変更可
・安全側へ更新
この前提があると、
切り替えは自然にできます。
■⑥ 家族・集団では切り替えが遅れやすい
話し合いは、
時に足かせになります。
・全員の同意を待つ
・空気を読む
・反対されるのが怖い
事前に、
「変えていい」と共有しておくことが重要です。
■⑦ 切り替え力は日常で鍛えられる
特別な訓練は不要です。
・無理だと思ったらやめる
・危険だと感じたら引く
・予定変更をためらわない
日常の癖が、
災害時にそのまま出ます。
■⑧ 今日からできる一歩
まずは、これだけで十分です。
・「判断は変更していい」と決める
・新しい情報を優先する
・安全側に一段ずらす
それだけで、
防災の柔軟性は大きく上がります。
■まとめ|防災は「変われた人」が生き残る
防災は、
一貫性を競うものではありません。
結論:
切り替えが早い人が、最後に助かる。
元消防職員・防災士として断言します。
現場で本当に強かった人は、
「さっきの判断は捨てる」
と迷わず言えた人でした。
変わることを恐れない。
それが、
命を守る防災です。

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