正月の恒例行事・箱根駅伝。
選手だけでなく、沿道応援や移動で多くの人が関わる一大イベントです。
しかし「真冬」「山間部」「大規模移動」が重なる箱根駅伝は、
災害・事故・体調トラブルが重なりやすい特性があります。
安全に楽しむために、防災目線での備えが欠かせません。
■① 冬の“路面凍結”は最大リスク
箱根の山間部は気温が急低下し、路面凍結しやすい地域。
観戦に向かう車や歩行者が転倒・事故に巻き込まれるケースが多い。
早朝は特に危険で、交通事故の発生率が上がります。
■② 山間部特有の“気象急変”
箱根は晴れていても、山の上では突風・雪・濃霧が突然発生することがあります。
視界不良・体温低下につながるため、観戦者も常に天候をチェック。
■③ 沿道の密集は“地震時のリスク”が増大
箱根駅伝は沿道に人が密集しやすく、
地震発生時に一気に動くと転倒・圧迫が起こる可能性がある。
建物・電柱・看板などの“落下物”から距離を取って観戦するのが安全。
■④ 交通規制で“避難ルートが限定される”
箱根駅伝の区間は広範囲で交通規制がかかるため、
災害時は通常のルートに逃げられないことも。
観戦地点ごとに「徒歩で逃げられる安全スポット」を把握することが重要。
■⑤ 長時間待機で“低体温症”の危険
動かない観戦は体温が急激に下がります。
特に箱根の山は風が強く体感温度が非常に低い。
カイロ・手袋・帽子・ネックウォーマーは必須装備。
■⑥ 車移動は“立ち往生対策”が必要
箱根は渋滞が発生しやすく、雪が重なると立ち往生の可能性も。
車で行く場合は以下を準備すると安全です。
・毛布
・携帯トイレ
・飲料水
・スコップ
・チェーンまたはスタッドレス確認
■⑦ 帰路の“夕方~夜間が最も危険”
観戦後の帰り道は日没後になり、
凍結・疲労・視界不良が重なる“事故の三重リスク”が発生。
余裕を持ったスケジュールが重要です。
■⑧ 家族連れは“迷子・トラブル防止”がポイント
駅伝沿道は人が密集するため、子どもと離れると発見が難しい。
集合場所・避難場所・連絡手段を事前に決めておくと安心。
■まとめ|箱根駅伝は「冬の防災訓練」になるイベント
箱根駅伝は感動的なスポーツイベントですが、
実は冬の災害リスクを凝縮した“防災力を試される場”でもあります。
結論:
防災士として、箱根駅伝は「備えがある人だけが安全に楽しめるイベント」だと強く感じています。冬の観戦こそ、防災を習慣化する絶好の機会です。

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