【防災士が解説】防災×お金詐欺|ポンジスキームとSNS詐欺から資産を守る判断力

災害から命を守るのと同じように、
お金を失わないためには「危険を見抜く力」が必要です。

年末年始は、詐欺や判断ミスが一気に増える時期。
今回は実際に起きた事例をもとに、防災の視点で「お金を守る力」を整理します。


■① みんなで大家さんが示した典型的な危険サイン

多額の資金を集めていた投資案件にもかかわらず、

・口座残高はほぼゼロ
・事業用の土地が差し押さえ
・資金繰りが完全に停止

という状態が明らかになりました。

これは「事業がうまくいかなかった」のではなく、
お金が最初から回っていない構造だった可能性が高い状況です。


■② ポンジスキームの特徴は災害予兆と同じ

ポンジスキームには共通点があります。

・高利回りをうたう
・元本保証を強調する
・最初は配当が出る
・途中から理由をつけて支払いが遅れる

これは、防災でいう「前兆」を見逃した状態と同じです。
おかしいと感じた時点で距離を取る判断が重要です。


■③ 有名人が紹介していても安全とは限らない

SNSや広告で見かける投資案件の多くは、

・紹介者は報酬をもらっている
・問題が起きても責任は取らない
・中身までは検証していない

というケースがほとんどです。

「誰が言っているか」ではなく、
仕組みが成立しているかを見る視点が必要です。


■④ 稼ぐ力と守る力はまったく別の能力

実際に、何億円も稼いできた経営者でも、
一度の判断ミスで全てを失うケースがあります。

・稼ぐ力
・増やす力
・貯める力
・使う力
・守る力

この5つは別物で、
防災と同じく「守る力」が欠けると一気に崩れます。


■⑤ SNS乗っ取りは誰にでも起こる災害

最近増えているのが、
「焦らせて操作させる」タイプのアカウント乗っ取りです。

・通報されたと言われる
・急いで対応を求められる
・情報提供を迫られる

これは典型的な心理的誘導です。
一度乗っ取られると、自分だけでなく周囲にも被害が広がります。


■⑥ 偽アカウント・偽LINEは今後さらに増える

AIの進化により、

・声
・話し方
・文章

まで本物そっくりな偽物が簡単に作れる時代になりました。

SNS広告やLINEグループへの誘導は、
基本的に疑ってかかる姿勢が必要です。


■⑦ 「稼げます」系スクールは防災的に危険

高額スクールやキャリア講座の多くは、

・見た目は綺麗
・言葉は魅力的
・再現性は低い

という特徴があります。

「簡単に稼げる」という話は、
防災でいう「根拠のない安全情報」と同じです。


■⑧ 事故や保険も「専門家に任せる」判断が重要

交通事故など、相手過失100%でも、

・補償額は時価
・保険会社は交渉しない

という現実があります。

このような場面では、
弁護士を入れる判断が被害を最小限にします。


■⑨ 貯蓄型保険は構造を理解して整理する

貯蓄型保険は、

・長期間拘束される
・途中解約で損が出やすい
・比較条件が分かりにくい

という特徴があります。

満期が近い場合を除き、
基本は整理してシンプルな仕組みに戻す方が安全です。


■⑩ お金も「持ちすぎない」が防災になる

不要な契約・分かりにくい商品・複雑な構造は、

・判断を遅らせ
・被害を拡大し
・回復を難しくします

これは物の備えと同じで、
少なく・分かりやすく・管理できる状態が最強です。


■まとめ|お金の防災は「怪しいものに近づかない」

・高利回り
・元本保証
・簡単に稼げる

これらはすべて、危険信号です。

災害と同じく、
「起きてから考える」では遅すぎます。

平時にこそ、
お金を守る判断力を整えておきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました