【防災士が解説】防災×お金|個人向け国債が“災害に強い資産”として見直されている理由

2025年12月13日のニュースで、
「個人向け国債、販売3割増」という話題が出ました。

金利が上がり、
静かに“分かっている人”が動き始めています。

実はこれ、
防災の視点から見ても重要な動きです。


■① 個人向け国債が注目されている理由

個人向け国債が売れている理由はシンプルです。

金利が明確に上がったから。

定期預金と比べると、
・金利が高い
・元本割れしない
・国が相手

という特徴があり、
多くのケースで「定期預金の上位互換」になります。


■② 個人向け国債の基本を整理

個人向け国債の基本は以下の通りです。

・個人のみ購入可能
・1万円から購入できる
・年2回利子が支払われる
・元本割れなし
・1年経過後は中途換金可能(直前2回分の利子が調整)
・3種類ある
 ① 固定3年
 ② 固定5年
 ③ 変動10年

この「確実性」が最大の特徴です。


■③ なぜ定期預金より有利になりやすいのか

銀行は、
集めた預金で国債を買っています。

・預金で集める
・国債で運用
・差額が銀行の利益

仕組み上、
自分で国債を買った方が利回りは高くなる
という構造です。


■④ 今いちばん人気のタイプ

現在、特に人気なのは
固定5年タイプです。

・金利1%超を5年間固定
・将来の金利低下リスクを回避

「今の金利を確保しておきたい」
という心理が反映されています。


■⑤ 防災士の視点|災害時に強い資産とは

大規模災害時に重要なのは、

・元本が減らない
・すぐ現金化できる
・相手が倒れにくい

この3点です。

個人向け国債は、
災害時の生活防衛資金として非常に相性が良い
金融商品です。


■⑥ よくある誤解と注意点

よくある誤解は、
「インフレに負けるから意味がない」という考えです。

確かに、
資産をすべて国債にするのは適切ではありません。

重要なのは、
資産全体のバランスです。


■⑦ 自助としての資産防衛の考え方

自助とは、
「助けが来るまで耐えられる状態」を作ること。

・現金
・預金
・個人向け国債

これらは、
災害時に確実に機能する資産です。


■⑧ 防災×お金で意識したいポイント

防災では、
リターンよりも「生存性」が優先されます。

・増えるかどうか
・安全かどうか
・使えるかどうか

この順番で考えることが重要です。


■まとめ|お金の備えも防災の一部

災害時に人を守るのは、
モノだけではありません。

余裕のあるお金が、
判断力と行動力を守ります。

結論:
個人向け国債は、防災視点で見ても有効な“守りの資産”。

防災士として現場を見てきた実感として、
「確実に残るお金」がある人ほど、
災害後の立て直しが早い。

防災は、
お金の置き場所から始まっています。

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