防災でよくある失敗の一つが、
「ハザードマップを見た“つもり”」になってしまうことです。
新NISAでも、同じことが起きています。
下落リスクを「知っているつもり」でも、
本当に理解できていないと、いざという時に動揺します。
■① 防災で多いのは「見たけど覚えていない」
自治体から配られたハザードマップを、
一度だけ見て、そのまま引き出しにしまう。
その結果、
・どこまで浸水するのか
・どこが安全なのか
を実際には覚えていない人が多くいます。
■② 新NISAでも「下がると知っていた」は危険
新NISAでも、
「株は下がることがある」
「暴落は起きる」
と“言葉として”知っている人は多いです。
しかし、
・実際に30%下がった数字を見た時
・評価額が半分になった時
に、心がどう動くかまで想定している人は少数です。
■③ ハザードマップは「数字で把握してこそ意味がある」
防災のハザードマップは、
色や高さ、範囲で具体的に示されています。
新NISAでも同じで、
・今の資産が30%下がるといくらになるか
・50%下がると生活に何が起きるか
を、数字で一度見ておく必要があります。
■④ 見たつもりの人ほど、想定外に弱い
「分かっていたはずなのに…」
という言葉は、
防災現場でも、投資でも、非常によく聞きます。
これは知識不足ではなく、
想定を自分事にしていなかったことが原因です。
■⑤ 防災で言う「家の周りを歩く」と同じ
ハザードマップは、
実際に自分の家の周りを歩いて確認してこそ、
初めて意味を持ちます。
新NISAでも、
自分の口座残高
自分の生活費
自分の家計
と照らし合わせて初めて、
ハザードマップが現実になります。
■⑥ 一度でいいから“最悪の画面”を見る
防災では、
「最悪の被害想定」をあえて見せる訓練があります。
新NISAでも、
一度だけでいいので、
「一番下がった時の数字」を想像してください。
それを受け入れられるかどうかが、
続けられるかどうかの分かれ目です。
■⑦ 見たことにすると、人は逃げる
想定が曖昧な人ほど、
実際に起きた時にパニックになります。
逆に、
「これくらいは来る」と腹落ちしている人は、
行動を変えません。
ハザードマップの差は、
そのまま行動の差になります。
■⑧ 新NISAのハザードマップは“覚悟の確認表”
新NISAのハザードマップは、
未来を予測するものではありません。
・この下落でも続ける
・これ以上は入れない
・生活は守る
この覚悟を確認するためのものです。
まとめ
新NISAのハザードマップは、
「知っている」だけでは意味がありません。
・数字で見る
・生活と照らす
・心の反応を確認する
防災と同じく、
地図を“自分の足で踏みしめた人”だけが、
非常時にも迷わず行動できます。
資産防災でも、
見たことにしない。
これが最大の安全対策です。

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