【防災士が解説】防災×お金|避難所で必要な支出の把握|「無料」のはずが出ていく現実のお金

避難所生活は「お金がかからない」と思われがちですが、被災地派遣の現場ではそうではありませんでした。実際には、少額でも継続的に支出が発生し、その備えがあるかどうかで生活の安定度に大きな差が出ていました。


■① 避難所生活は本当に無料なのか

避難所そのものは無料でも、生活すべてが無償で賄われるわけではありません。日常に近い暮らしを保つには、一定の出費が避けられません。


■② 被災地で実際に多かった支出項目

被災地では、飲料・補助食・衛生用品・充電関連・衣類などへの支出が多く見られました。特に数日経過後から支出が増える傾向があります。


■③ 食事に関わる想定外の出費

炊き出しや配給があっても、量や内容は十分とは限りません。体調や年齢に合わせた食品を買い足す家庭が多くありました。


■④ 衛生・健康維持にかかるお金

ウェットティッシュ、マスク、下着、簡易洗濯用品などはすぐに不足します。これらは支給が追いつかないことも多く、自己負担が現実です。


■⑤ 通信・電源確保の支出

スマートフォンの充電、通信確保は命綱です。モバイルバッテリーや充電サービスへの支出は、避難所生活では欠かせません。


■⑥ 子ども・高齢者がいる家庭の追加支出

紙おむつ、介護用品、常備薬など、家庭事情によって必要な支出は大きく変わります。被災地ではこの差が顕著でした。


■⑦ 防災士として見た誤解されがちな点

「避難所に行けば何とかなる」という考えで、財布を持たずに避難した人が困窮していました。少額でも現金は不可欠です。


■⑧ 避難所生活を安定させるお金の考え方

大きな金額は不要ですが、数日分の生活を補える余力があるかどうかが、精神的な余裕を大きく左右します。


■まとめ|避難所でもお金は静かに減っていく

被災地で感じたのは、「無料」という言葉への過信が不安を生むという現実でした。

結論:
避難所生活にも最低限の生活費は必ず必要
防災士として、避難時には数日分の現金と使途を想定した備えをしておくことが、心と体を守る防災につながると実感しています。

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