【防災士が解説】防災×お金|NISA口座1,800万超時代に考える「耐災害力」と資産の備え

防災は物資だけではありません。
お金の備え=耐災害力です。
2025年、NISA口座は累計1,800万口座を超え、日本人の資産行動は大きく変わりつつあります。


■① NISA口座1,800万超の現状

去年、国内の主な証券会社で新たに開設されたNISA口座は約215万口座。
前年同時期比で12%以上の増加となりました。

  • NISA口座累計:1,800万超
  • 年間買付額:14兆円超

「貯める」から「育てる」へ、国民の意識は確実に動いています。


■② なぜ今、NISAがここまで広がったのか

背景には、

  • 新NISAの恒久化・非課税枠拡大
  • 物価上昇による現金価値の目減り
  • 老後・将来不安の顕在化

があります。

これは防災の世界で言えば、
「被災後に困らないための事前対策」と同じ構造です。


■③ 災害とお金は切り離せない

大規模災害では、

  • 仕事が止まる
  • 収入が減る・途絶える
  • 修理費・生活費が一気に必要になる

という現実が起こります。

現場で見てきたのは、
現金・資産に余力がある人ほど回復が早いという事実です。


■④ NISAは「非常用資金」ではないが重要な土台

NISAでの投資資金は、

  • すぐ使うお金
  • 災害直後に引き出すお金

ではありません。

しかし、

  • 長期で資産を増やす
  • 老後・将来の不安を減らす
  • 心理的余裕を持つ

という意味で、耐災害力を底上げする基盤になります。


■⑤ 業界団体が見るNISAの今後

業界団体は、今後について、

  • 若年層・現役世代への定着
  • 積立投資の長期化
  • 投資を「特別なもの」にしない流れ

が進むと見ています。

これは、防災でいう
「特別な備えではなく、日常に組み込む防災」と同じ発想です。


■⑥ 防災視点で考えるNISAの使い方

防災士の視点で言えば、

  • 生活防衛資金(現金)を最優先
  • その上でNISAを活用
  • 一気に増やそうとしない

ことが重要です。

「攻めすぎない資産形成」こそ、
災害にも強いお金の形です。


■⑦ 今日できる最小行動

  • NISAは「将来の安心の備え」と捉える
  • 生活防衛資金と投資資金を分ける
  • 災害時に現金が必要になる現実を知る

防災とは、
命・生活・心・お金を壊さないための準備です。

NISAの広がりは、
日本社会全体の「耐災害力」が少しずつ上がっている兆しとも言えるでしょう。

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