【防災士が解説】防災×アンダーパス(その2)|“冠水は一瞬”を理解しないと命を落とす

アンダーパスは全国で毎年冠水事故が発生する、
「知らない人ほど危ない」致死リスクの高い場所です。
特に冬は排水不良・視界不良が重なり、事故率が上昇します。


■① アンダーパスは“溺死事故”の典型

車内は水が入ると30秒以内に満水になることも。
シートベルト・水圧・パニックで脱出できず、
多くの事故が溺死につながっている。


■② たった10cmの水でも進入は危険

「車は浮く」ことが危険の本質。
数十センチの冠水でもタイヤの接地が弱まり、
ハンドル操作が効かなくなる。


■③ 雨が止んでも“地下は水が引かない”

アンダーパスは盆地のような構造。
雨が止んでも流入は続き、水位は上がり続ける。
「小雨だから安全」は誤解。


■④ 停電で排水ポンプが止まる

大雨+停電は最悪の組み合わせ。
排水ポンプが作動せず、一気に冠水が進む。
停電時はアンダーパスに近づくべきではない。


■⑤ ドライバー心理が事故を招く

✔ 大丈夫だろう
✔ 行けるはず
✔ もう少しだけ進める
こうした楽観が、悲惨な結果を招いている。


■⑥ 雪国は“融雪水”で冠水しやすい

路肩の雪が排水口に流れ込み、排水が機能不全に。
冬のアンダーパスは夏以上にリスクが高い。


■⑦ 迂回は“数分の遅れ”で命が助かる

冠水リスクのある道路は、回避が最善。
迂回は数分でも、命は取り返せない。


■⑧ 大雨警報・線状降水帯発生時は近づかない

“アンダーパス=地形的弱点”であることを忘れない。
危険情報が出たら、そこだけは絶対に避ける。


■まとめ|冠水したアンダーパスに入った瞬間“詰む”

アンダーパス事故は、
「気づいたときには戻れない」構造的な罠です。

結論:
水が少しでもあるアンダーパスには絶対に入らない。
防災士として、最強クラスの危険箇所と断言します。

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