カーネルサンダース像は、毎年クリスマスシーズンになると話題になります。動かず、変わらず、そこに立ち続ける存在。その姿は、防災の現場で非常に重要な「安心の条件」と重なります。人は、非常時ほど“変わらないもの”を頼りにします。
■① 非常時ほど人は「知っている場所」に集まる
混乱時、人は新しい情報より、
見慣れた場所を選びます。
これは本能的な行動です。
■② 動かない存在は判断を早くする
「あそこに行けばいい」
この即断が、避難の遅れを防ぎます。
■③ 目立つ=安心ではない
派手な表示より、
普段から認識されている存在の方が、
非常時に思い出されます。
■④ カーネル像は“地域の記憶装置”
子どもの頃から知っている。
何度も見ている。
記憶に刻まれた存在は、非常時に浮かび上がります。
■⑤ 避難場所も「変えすぎない」ことが重要
毎回場所や名称が変わると、
人は迷います。
固定された情報は命を守ります。
■⑥ 夜・雪・停電でも分かる存在
視界が悪くなっても、
「あの場所」という記憶が方向を示します。
■⑦ 防災は更新より定着が大切
新しい制度より、
定着した行動。
防災は積み上げ型です。
■⑧ 安心は日常の中で育つ
特別な訓練より、
日常の中にある安心が、
非常時の行動を支えます。
■まとめ|変わらないことは防災力
防災は、進化するだけでは不十分です。
結論:
「変わらずそこにある」ことが、人の行動を支える最大の防災になる
防災士として、災害現場で多くの人が向かったのは、新設された場所ではなく、昔から知っている場所でした。
カーネルサンダース像のように、
防災もまた、
変わらず存在し続けることで、人を守ります。

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