【防災士が解説】防災×キッチン|大掃除と一緒にやる「コツコツ防災」が一番続く理由

防災は、
一気に完璧を目指すと続きません。

だからこそ有効なのが、
大掃除と一緒に少しずつ進める「コツコツ防災」です。

今回は、事故・ケガ・火災のリスクが高い
キッチンの防災対策を整理します。


■① キッチンは「危険が集まりやすい場所」

キッチンには、
次のものが集中しています。

・重い家電
・割れ物
・刃物
・火を使う器具
・食料と水

地震時にここが無防備だと、
ケガ・火災・避難遅れにつながります。

だからこそ、
年末の大掃除は絶好の対策タイミングです。


■② 冷蔵庫対策は最優先

冷蔵庫は、
キッチンで最も厄介な存在です。

・倒れる
・ローラーで動く
・避難路を塞ぐ

にもかかわらず、
金属製で固定しづらい。

現実的な対策

・転倒防止つっぱり棒(壁側に設置)
・冷蔵庫用ストッパー
・上に物を置かない

複数対策の併用が基本です。


■③ 食器棚は「中身」と「扉」を守る

食器棚は、
倒れる・開く・中身が飛び出す
の三重リスクがあります。

対策のポイント

・つっぱり棒・ストッパーで固定
・観音開きには耐震ラッチを設置
・重い物は下段へ
・棚板にすべり止めシート

完璧を目指さず、
できる範囲でOKが長続きのコツです。


■④ ガラスと刃物は「二次被害」を防ぐ

地震後のキッチンで多いのが、
ガラス片や刃物によるケガです。

・扉ガラスに飛散防止フィルム
・包丁は必ず引き出しへ収納

揺れが収まった後の安全確保が、
避難・生活再開を左右します。


■⑤ 火を止めに行かなくていい理由

地震時、
慌てて火を止めに行く必要はありません。

・都市ガス・プロパンガスは
 ガスマイコンメーターが自動遮断

むしろ危険なのは、
・熱い鍋やヤカン
・落下物

揺れが収まってから対応が基本です。


■⑥ 電子レンジ・小型家電も固定する

電子レンジやトースターは、

・落下
・出火
・ケガ

の原因になります。

使い勝手に影響しにくいものは、
・耐震ジェル
・耐震マット

で固定しておきましょう。


■⑦ キッチンは「備蓄の拠点」に向いている

キッチンは、
防災備蓄との相性が良い場所です。

・食料
・飲料水
・カセットコンロ

をまとめて置くと、

・ローリングストックしやすい
・持ち出しやすい

分散備蓄も含め、
大掃除のついでに見直してみましょう。


■⑧ コツコツ防災の一番の価値

キッチン防災で大切なのは、

・完璧を目指さない
・生活を変えすぎない
・掃除の延長でやる

この姿勢です。

防災は、
続いてこそ意味があります。


■まとめ|大掃除は最高の防災チャンス

結論:
キッチン防災は大掃除と一緒に進めるのが最適解

少しずつでも、
・倒れない
・落ちない
・燃えない

この積み重ねが、
地震後の被害を確実に減らします。

「ついで」にやる防災こそ、
最も現実的で、最も強い備えです。

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