【防災士が解説】防災×デジタル防災|Robloxは「命を守る仮想訓練場」になり得る

Roblox(ロブロックス)は、
「子どもが遊ぶゲーム」
「ブロックで遊ぶ世界」
そう見られがちです。

しかし、防災士としての視点で見ると、
Robloxは極めて特徴的な
次世代型デジタル防災ツールの可能性を秘めています。


■① Robloxは「参加型の仮想空間」

Robloxの最大の特徴は、
・決められた物語がない
・自分で動き、選び、失敗できる
・他人と同時に同じ空間にいる

という点です。

これは防災で最も重要な
「判断と行動の体験」
を自然に再現できる環境です。


■② 災害は「正解が1つではない」

現実の災害では、
・どこに逃げるか
・誰を助けるか
・何を優先するか

正解は1つではありません。

Robloxは、
・選択肢が多い
・行動の結果が変わる

という構造を持っています。

これは、
災害対応そのものです。


■③ ゲーム内チャット=避難時の情報共有

Robloxでは、
・テキストチャット
・ボイスチャット(条件付き)
を使ったコミュニケーションがあります。

これは、
・避難時の声掛け
・状況共有
・助けを求める行動

の練習になります。

特に子どもにとって、
「声を出す」「伝える」経験は極めて重要です。


■④ 子どもが“主体的に動く防災教育”

従来の防災教育は、
・大人が教える
・子どもは聞く

が中心でした。

Robloxでは、
・子どもが主役
・自分で考えて動く
・仲間と相談する

主体性のある防災行動が育ちます。


■⑤ 仮想体験は「恐怖を和らげる」

災害の怖さは、
・知らないこと
・想像できないこと

から生まれます。

Robloxで、
・混乱した街
・逃げる体験
・協力する体験

を“安全な環境”で経験することで、
実災害時のパニックは確実に減ります。


■⑥ 親子で話す「防災のきっかけ」になる

「今日どんなゲームしたの?」

この一言から、
・どこが危なかった
・どう逃げた
・誰を助けた

防災の会話が自然に生まれます。

これは、
防災訓練よりも効果的なことがあります。


■⑦ 将来の防災は「仮想×現実」

今後、
・避難訓練
・地域防災
・学校防災

に仮想空間が使われる時代が来ます。

Robloxに慣れている世代は、
その中心になります。


■まとめ|Robloxは「遊びながら命を学ぶ場」

Robloxは、
ただのゲームではありません。

・判断する
・伝える
・助け合う

これらを
遊びながら何度も体験できる空間です。

防災士として強く感じるのは、
防災は「教えるもの」ではなく「体験するもの」だということ。

Robloxは、
子ども世代にとっての
新しい防災教育の入口になり得ます。

遊びの中に、
命を守る力が育っています。

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