防災トイレを用意していても、
「凝固剤が足りなかった」という失敗は非常に多く聞かれます。
袋や便座があっても、
凝固剤が不足すると防災トイレは機能しません。
実際によくある失敗を整理します。
■① 回数分ぴったりしか用意していなかった
多くの人が、
「1回につき1包」と計算し、
使用回数ちょうどの凝固剤しか備えていませんでした。
しかし、
実際には失敗・追加使用が発生し、
想定より早く不足します。
■② 臭い対策で多めに使ってしまった
夏場や密閉が不十分な環境では、
臭いを抑えるために
凝固剤を多めに使うケースが増えます。
結果として、
予定より消費が早く進みます。
■③ 排尿量の個人差を考えていなかった
水分摂取量や体調によって、
排尿量は大きく変わります。
特に夏場や高齢者では、
1回で使う凝固剤の量が増えがちです。
■④ 子どもの失敗で追加使用が必要になった
子どもは、
位置がずれたり、量が多くなったりして、
追加で凝固剤が必要になることがあります。
この想定が抜けていると、
一気に不足します。
■⑤ 「もったいない」という心理が逆効果になった
凝固剤を節約しようとして量を減らすと、
固まりきらず、
臭い・漏れが発生します。
結果的に袋を交換することになり、
余計に消費する失敗につながります。
■⑥ 追加購入できると思っていた
災害後は、
凝固剤単体も含めて
防災トイレ関連用品は一気に品薄になります。
「足りなくなったら買う」は、
ほぼ通用しません。
■⑦ 家族以外の使用を想定していなかった
親族や近所の人に分けたことで、
凝固剤だけが先に不足したケースもあります。
余裕分を持っていないと、
対応できません。
■⑧ 凝固剤は「余る前提」で備えるもの
凝固剤は、
余っても劣化しにくく、
無駄になりにくい備えです。
一方、不足すると
防災トイレ全体が使えなくなります。
「少し余るくらい」が、
現実的な正解です。
凝固剤が足りなかった失敗の多くは、
想定の甘さが原因です。
防災トイレは、
便座や袋よりも
凝固剤が命と言っても過言ではありません。
回数+余裕を前提に備えることが、
後悔しないための重要なポイントです。

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