【防災士が解説】防災×ドローン|板橋区で災害時物流を検証、河川上空を活用

東京都板橋区では、災害時におけるドローン物流の可能性を検証する実証実験が、1月27日に実施されます。新河岸川を中心とした航路を用い、緊急物資輸送の実用性を確認する取り組みです。


■① 実証の概要

実施主体は「WaaS共創コンソーシアム」

  • JR東日本
  • FPV Robotics
  • コア
  • 板橋区

ドローンには、衛星測位システム「みちびき」のセンチメータ級測位補強サービス「CLAS」に対応した受信機を搭載。ルートに沿った高精度自動飛行と精密離着陸を目指します。


■② 想定飛行ルート

  1. 板橋ドローンフィールド → 新河岸小学校
     - 水・食料の輸送を想定
  2. 東京薬品 → 蓮根ひまわり苑(介護施設)
     - 医薬品の輸送を想定

予備日は1月29日、2月3日で調整されています。


■③ 使用機体と運用方法

  • 機体:FPV logistics B-05(CLAS対応受信機搭載)
  • 無人地帯:目視外の自動飛行
  • 有人地帯:補助者配置・立入管理措置を実施

技術面では、ルート通りの飛行や精密な離着陸が可能かを検証。運用面では、災害時物資輸送への活用を確認します。


■④ 背景と意義

都市部でのドローン物流は増加傾向ですが、人口集中地区での飛行実績は少ないのが現状。
国土交通省は2024年3月に「ドローン物流における河川上空活用の基本的考え方」を公表。
河川や運河上空は障害物が少なく、都市部での物流活用に適しています。


■⑤ 今後の展望

今回の実証で有効性が確認されれば、

  • 都市部での災害時ドローン配送ルートのモデル化
  • 生活インフラとしての実用化

につなげる計画です。災害時の迅速な物資輸送に向けた重要なステップとなります。

大規模災害時には、必ず防災ドローンが活躍しています!今後の活躍にも期待しましょう。

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