【防災士が解説】防災×中長期避難|中長期避難で高齢者が元気を失いやすい原因と防ぎ方

中長期避難で、
静かに進行しやすいのが
高齢者の気力低下です。

被災地で何度も感じてきたのは、
体より先に、心と役割が失われていく
という現実でした。


■① 被災地で見た「急に動かなくなる高齢者」

現場では、
最初は元気だった高齢者が、

・外に出なくなる
・会話が減る
・表情が乏しくなる

という変化を見せることがありました。

大きな病気がなくても、
元気を失っていくケースは少なくありません。


■② 高齢者が元気を失いやすい本当の理由

原因は、体力だけではありません。

・役に立てていない感覚
・自分で決められない状況
・周囲に気を使い続ける生活

被災地では、
「申し訳なさ」
高齢者の気力を削っていました。


■③ 被災地で多かった「元気を失うタイミング」

特に注意が必要だったのは、

・避難生活が長引いた頃
・支援が安定し始めた頃
・家族が忙しくなった頃

このタイミングで、
高齢者の元気が
一気に落ちることがありました。


■④ 元気を失うのは「年齢のせい」ではない

ここで大切なことがあります。

高齢者が元気を失うのは、
年齢の問題ではありません。

被災地では、
役割がある人ほど元気を保っていた
という事実がありました。


■⑤ 被災地で元気を保っていた高齢者の共通点

比較的元気だった人には、
共通点がありました。

・小さな役割がある
・感謝される場面がある
・自分で選べることがある

完璧な自立ではなく、
「関われている感覚」
心を支えていました。


■⑥ 中長期避難でやりがちな逆効果な対応

良かれと思って、
次の対応をしがちです。

・全部やってあげる
・危ないからと制限しすぎる
・意見を聞かずに決める

被災地では、
この対応が
元気を奪う結果になることもありました。


■⑦ 被災地で実感した「高齢者を守る本当の支援」

本当に必要だったのは、

・選択肢を残す
・頼る場面を作る
・感謝を言葉にする

「守る」ことと
「奪わない」ことは
同時に考える必要があります。


■⑧ 今日からできる高齢者の元気を守る工夫

今日できることは、これだけです。

・小さな役割をお願いする
・意見を一つ聞く
・「ありがとう」を伝える

これだけで、
高齢者の表情は
確実に変わります。


まとめ

中長期避難で
高齢者が元気を失いやすいのは、
体力よりも
心と役割の問題です。

被災地で見てきた現実から言っても、
役割を失わなかった人ほど
回復が早い傾向がありました。

守りすぎない。
決めつけない。

それが、
中長期避難で
高齢者の心を守る
大切な防災になります。

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