冬の寒さで命を脅かす低体温症。特に停電や車中泊など防災状況下では注意が必要です。防災士が初期症状と応急手当を解説します。
■① 低体温症とは
体温が35℃以下に下がる状態を低体温症と言います。体温低下により心拍・呼吸・神経機能が低下し、重症化すると命に関わります。
■② 初期症状の見分け方
・震えが止まらない
・手足の冷え
・話し方が遅くなる・呂律が回らない
・動作が鈍くなる
これらは軽度低体温症のサインです。
■③ 応急手当(軽度)
- 暖かい場所へ移動
- 濡れた衣服を脱がせる
- 毛布や衣類で体を包む
- 温かい飲み物を少量ずつ飲ませる
※アルコールやカフェインは避ける
■④ 応急手当(重度)
・意識が朦朧または反応なし
・震えが止まっている
・呼吸や心拍が弱い
→ すぐに119通報
→ 保温した状態で救急到着まで観察
■⑤ 予防策
・防寒インナーや寝袋で体温維持
・帽子、手袋、靴下で末端を守る
・濡れた衣服は避ける
・外出や車中泊時は体温計で確認
■⑥ 子ども・高齢者の注意点
・子どもや高齢者は自覚症状が出にくい
・手足や耳、首の冷えをこまめに確認
・少しの震えでも早めの対策を
■⑦ 防災用品の活用
・ホッカイロやアルミブランケット
・防寒用寝袋
・防水・防風ジャケット
これらを備えることで低体温症のリスクを大幅に減らせます。
■⑧ 緊急時の行動
・一人にせず誰かと一緒に体温確認
・温かい場所に避難
・必要に応じて救急車を呼ぶ
■まとめ|低体温症から命を守る
初期症状を見逃さず、応急手当と予防策を徹底することが重要です。
防災士として、低体温症は冬の防災で最も注意すべきリスクの一つ。

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