【防災士が解説】防災×冬|「常備薬」が切れた瞬間に生活が止まる

冬の被災で見落とされがちなのが常備薬です。食料や暖房は話題になりますが、薬は「いつもある前提」で考えられがちです。しかし冬は通院・入手が途絶えやすく、常備薬が切れた瞬間に生活と判断力が一気に崩れます。防災×冬は、薬の継続性まで含めて完成します。


■① 冬は通院そのものが途絶える

積雪や凍結、交通障害で病院に行けなくなるのが冬です。被災が重なると、予約や受診の再開が読めなくなります。


■② 「あと数日分」が一番危ない

多くの人が「まだ大丈夫」と思う残量が、冬の被災では致命的になります。数日分では復旧を待てません。


■③ 薬が切れると判断力が落ちる

高血圧、喘息、アレルギー、痛み止め。症状の悪化は体調だけでなく、判断ミスや行動遅れを招きます。


■④ 代替が効かない薬がある

市販薬で代用できない処方薬は多くあります。冬の被災では「代わりがある」という発想が通用しません。


■⑤ 薬の管理は寒さで雑になる

寒い環境では確認や整理が後回しになり、飲み忘れや紛失が起きやすくなります。冬は管理ミスが増える季節です。


■⑥ 家族が把握していないと詰む

本人しか分からない薬は、体調悪化時に対応できません。家族が内容と保管場所を知っていることが重要です。


■⑦ 常備薬は「命のインフラ」

電気や水と同じく、常備薬は生活インフラです。止まった瞬間に影響が出る点は、ライフラインと同じです。


■⑧ 冬は「余分に持つ」が正解

使わなかったら無駄、ではありません。冬の防災では、使わずに済んだこと自体が成功です。


■まとめ|冬の防災は薬の継続で決まる

常備薬は、被災後に整えることができません。事前に続けられる状態を作ることがすべてです。

結論:
冬の防災では、常備薬は「備蓄」ではなく「継続できるか」で考える必要があります。
防災士として現場を見てきましたが、薬が切れたことで体調と判断力を同時に崩したケースを多く見てきました。冬の命綱は、暖房だけでなく常備薬の余裕です。

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