冬になると、家の前・駐車場・歩道が一気に滑りやすくなります。
特に「薄い氷」や「うっすら積もった雪」は油断した一歩で転倒し、骨折や頭部外傷につながる危険があります。
そこで役立つのが 滑り止めスプレー。
防災士として現場を見てきた経験から、冬の事故を大幅に減らせる“家庭でできる備え”として特におすすめしています。
■① 滑り止めスプレーとは?
雪や氷がついた地面に吹きつけるだけで
✔ 摩擦が増える
✔ 靴底が滑りにくくなる
✔ 一時的に“安全な足場”を作れる
という便利な冬の安全アイテムです。
ホームセンター・ドラッグストアでも安価に入手できます。
■② なぜ冬に必要なのか?
冬の転倒事故は“突然”起きます。
- 気温が0℃前後の朝
- 夜に雪が溶けて凍った路面
- 日陰の階段・坂道
- マンションの共用通路
転倒の9割は「自分は大丈夫」という油断から発生します。
滑り止めスプレーは、短時間の外出でも強い効果があるのが最大のメリットです。
■③ 靴底専用タイプと地面用タイプがある
滑り止めスプレーは2種類。
● 靴底に直接塗るタイプ
・外出前に30秒で完了
・靴がラバー状になる
・雪の上でも摩擦が強い
● 地面に吹きつけるタイプ
・玄関前の階段に効果的
・子ども、高齢者の転倒リスクを下げる
・広い面積にも使える
用途に応じて使い分けると安全性が大幅にアップします。
■④ 効果が高い場所はここ
滑り止めスプレーの効果が最大に発揮されるのは
“うっすら雪 or 氷”の場面。
- マンションの外階段
- 玄関ポーチ
- 車の乗り降り場所
- アパートの共用廊下
- 日陰の坂道
特に階段での転落事故は重大事故につながるため、必ず対策しておきたいポイントです。
■⑤ 使用前に必ず確認すること
滑り止めスプレーは便利ですが、注意点もあります。
- 室内で使用しない
- 靴底の汚れを取ってから使う
- 完全に乾くまで歩かない
- 子どもの靴は塗りすぎない(転びやすくなる場合あり)
安全性を確保するために、使用方法は必ず守りましょう。
■⑥ 滑り止めスプレーが使えない場面
✔ 大量の雪が積もっている
✔ 氷が厚く固まっている
✔ 水浸し・泥の上
このような状況では効果が薄いことがあります。
その場合は砂、融雪剤、スノースパイクなど別の対策と併用するのがベストです。
■⑦ 家庭での予防策と組み合わせが最強
滑り止めスプレーだけでなく、以下を併用するとより安全です。
- 外玄関マット(凸凹タイプ)
- 手すりの設置
- 夜間のライト点灯
- 雪をこまめに除去
- 早朝の外出を避ける
“複数の対策を組み合わせる”のが最も事故が減る方法です。
■⑧ 高齢者・子どもは「必須レベル」のアイテム
冬の転倒事故で救急搬送される方の多くは
✔ 高齢者
✔ 子ども
✔ 妊婦
✔ 足腰の弱い方
防災の現場でも、転倒→骨折→入院が毎年多数発生します。
滑り止めスプレーは小さく軽く、誰でも扱いやすいので
“家庭の標準装備”として非常に優秀です。
■まとめ|滑り止めスプレーは「冬の転倒事故を防ぐ最強の一手」
冬の路面は一瞬で事故につながります。
- 階段・玄関が危険化
- 薄い氷は見えない
- 朝の一歩で転ぶ
- 階段転落は命に関わる
滑り止めスプレーは、
✔ 手軽
✔ 安価
✔ 効果が高い
と三拍子そろった“命を守る冬の必需品”。
結論:
冬に外を歩く人全員が持つべき安全装備。現場でも、滑り止め対策の有無で事故率が大きく変わる。

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