冬の災害時、もっとも危険なのは「寒さ」。
特に停電すると暖房が止まり、室温が一気に下がります。
その寒さを大きく左右するのが “雨戸を閉めるかどうか”。
雨戸は防犯だけでなく、
冬の防災において「命を守る装備」として非常に重要です。
この記事では、雨戸が冬の災害対策になる理由と、
効果的な使い方を防災士の視点で解説します。
■冬に雨戸を閉めると“防災力”が大幅に上がる理由
雨戸には大きく3つの防災効果があります。
● ① 室温低下を防ぐ(断熱効果)
冬の家の熱損失の約50〜70%は「窓」から。
雨戸を閉めるだけで 窓の断熱性能が跳ね上がり、 室温低下を最大4割防ぐ と言われています。
停電時の保温力が一気に高まり、
低体温症対策として極めて重要です。
● ② 風・飛来物から家を守る
冬は強風が増え、災害時には飛来物が窓を直撃することも。
雨戸を閉めておけば、窓ガラス破損を防ぎ、
家の中への冷気侵入を防ぐ「盾」になります。
● ③ 防犯性も向上
暗い冬の夕方〜夜は侵入犯罪が増える時期。
外が暗くなる前に雨戸を閉めることで、
防犯効果も高まります。
■① 停電時の“寒さ対策”として雨戸は絶対に閉める
停電すると暖房が止まり、
冬の家は信じられないスピードで冷えていきます。
雨戸を閉めると…
✔ 室内温度の低下を遅らせる
✔ 隙間風を大きく減らす
✔ 暖房節約につながる
✔ 夜間の体温低下を防げる
特に高齢者や子どもがいる家庭では、
寒さは命に関わるため「雨戸の習慣化」は重要です。
■② 雨戸を閉め忘れると起きる“冬の災害リスク”
雨戸を閉めないと、以下の危険が高まります。
● 窓から冷気が流れ込み体温が奪われる
● 暖房効率が低下し電気代が上がる
● 強風で窓ガラスが破損する
● 停電時は室温が急激に下がる
特に、
災害時にガラスが割れる → 冷気が一気に流れ込む
この流れが最悪のパターン。
雨戸は「窓の弱点を守る防災装備」なのです。
■③ 冬の防災で雨戸を閉めるタイミング
もっとも効果的なのは “日が暮れる前”。
● 午後4時〜5時(冬は急激に冷える時間帯)
● 暴風・大雨・地震後など家が不安定なとき
● 停電しそうな時・停電直後
特に停電発生時は即時に雨戸を閉めることで、
家の保温能力が格段に上がります。
■④ 雨戸と併用すると最強の冬の防災セット
雨戸+以下のアイテムで防御力はさらにアップ。
● すきま風防止テープ
● 断熱フィルム
● 厚手カーテン・遮光カーテン
● 窓下冷気ストッパー
雨戸で外側の冷気を遮断し、
室内側でさらに熱を逃さない構造を作れます。
■⑤ 雨戸がない家の代わりの“即席防災対策”
雨戸がない住宅は以下が効果大。
● プラ段(プラスチック段ボール)を窓に貼る
● 断熱フィルムを二重にする
● サッシに防寒テープを貼る
● 厚手カーテン+断熱シートの二重構造
これだけで室温2〜4℃の差が出る場合があります。
■まとめ|雨戸は“冬の命を守るバリア”。寒さ対策の最優先項目
冬の災害は「寒さ」が最大の敵。
その寒さの侵入口となる窓を守る最強の味方が雨戸です。
● 室温低下を防ぐ
● 冬の強風・飛来物から窓を守る
● 停電時の低体温症を防ぐ
● 電気代節約にもつながる
“雨戸を閉める習慣”は、防災レベルを一段階引き上げます。
今日から、家の守りを強くするために
夕方のルーティンとして雨戸を閉めることを始めましょう。

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