1月9日夜、千葉県北東部を震源とするマグニチュード4.7、最大震度4の地震が発生しました。
東京・神奈川・埼玉・千葉・静岡など、約2,800万人が揺れを感じた地震です。
被災地の現場経験から言えるのは、この規模の地震の“直後の行動”が、その後の安全を大きく左右するということです。
■① 震度4は「被害が出始める一歩手前」
震度4は、
・家具が大きく揺れる
・食器が落ちる
・古い建物ではひび割れが出る
といった被害の入口にあたります。
被災地では、震度4クラスの地震を「何も起きなかった」と軽視した直後に、次の揺れで被害が拡大するケースを何度も見てきました。
■② まず最優先でやるべき「3つの初動」
揺れが収まった直後にやるべき行動は、次の3つです。
・自分と家族の安全確認
・火の元、ガス、電気の異常確認
・建物内の危険箇所(倒れかけ・落下物)の確認
被災地では、この3点を怠ったことで、余震時のケガや二次災害が発生していました。
■③ 「外に出る」は基本的に正解ではない
震度4程度の地震直後に、
慌てて外に出る人がいますが、これは危険な場合があります。
被災地では、
・落下物
・ガラス破片
・電線
によるケガが多く見られました。
建物の中が明らかに危険でない限り、まずは屋内で安全確保が基本です。
■④ 津波がない=安心、ではない
今回の地震では「津波の心配なし」と発表されました。
しかし被災地では、津波がなくても、
・余震
・ライフライン停止
・交通混乱
が起きるケースは珍しくありません。
「津波がない=もう終わり」と判断するのは早すぎます。
■⑤ 高齢者が多い地域ほど“次の一手”が重要
今回、揺れを感じた地域の約25%が65歳以上でした。
被災地では、高齢者ほど
・転倒
・服薬トラブル
・寒暖差による体調悪化
が、地震の数時間〜数日後に表面化します。
地震直後こそ、声かけと見守りが重要です。
■⑥ 被災地で多かった「やらなくてよかった行動」
現場で「やらなくてよかった」と感じた行動もあります。
・情報を追い続ける
・SNSを見続ける
・不安を煽る情報を拡散する
震度4クラスでは、行動を増やすより、余計な行動を減らす方が安全につながります。
■⑦ 防災は「地震が小さいうちに整える」
被災地で強く感じたのは、
大地震の前には、必ずこうした「中規模の揺れ」が続くということです。
この段階で、
・家具固定
・非常持ち出し
・家族ルール確認
をしていた人ほど、後の被害が小さく済んでいました。
■⑧ 今日できる、地震初動防災の最小アクション
・家具の倒れやすさを一箇所だけ確認する
・非常用ライトの場所を確認する
・家族に「次に揺れたらどうするか」を一言共有する
それだけで、次の地震への対応力は確実に上がります。

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