避難所で体調を崩しても、
「咳をすると迷惑かもしれない」と我慢してしまう人は少なくありません。
しかし、
我慢は体調悪化と二次被害につながります。
避難生活で大切なのは、
“遠慮”ではなく“共有”です。
■① なぜ咳を我慢してしまうのか
・感染症への過敏な意識
・周囲の視線への不安
・「迷惑をかけたくない」心理
特に日本人は我慢を選びやすい傾向があります。
■② 我慢が生むリスク
・症状悪化
・脱水
・呼吸困難悪化
・感染拡大の見逃し
咳は身体の防御反応です。
抑え込み過ぎるのは危険です。
■③ 正しい対応
・マスク着用
・タオルで口を覆う
・運営スタッフへ体調申告
申告は迷惑ではなく“安全管理”です。
■④ 避難所は「支え合う場所」
避難所は我慢大会ではありません。
困りごとを共有する場です。
遠慮よりも情報共有が命を守ります。
■⑤ 被災地で見た現実
被災地派遣(LO)で避難所運営に関わった際、
体調不良を我慢し続けた方が重症化した例がありました。
早く申告していれば、
別室対応や医療支援につなげられた可能性がありました。
元消防職員として強く感じたのは、
「遠慮が命を削る」ことがあるという現実です。
■⑥ 周囲への伝え方
「少し咳が出ています。マスクをしていますが、気になる方は声をかけてください」
この一言で空気は変わります。
■⑦ 今日できる準備
・予備マスク携帯
・のど飴常備
・小型加湿対策
“我慢しない準備”も防災です。
■まとめ|遠慮より共有
避難所では、
体調を隠すことが優しさではありません。
結論:
体調は申告することが周囲への最大の配慮。
我慢よりも共有。
それが避難所で命を守る行動です。

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