夏の防災で見落とされがちなのが、サウナ後の水風呂による急激な体温変化です。被災現場では、爽快感の直後に判断力が落ち、初動が遅れたケースを多く見てきました。防災×夏は、水風呂のあとこそ危険が潜みます。
■① 水風呂で血圧が急変する
高温から冷水への急転換で血管が一気に収縮します。立ちくらみや軽い失神が起きやすい状態です。
■② 「シャキッとした感覚」は錯覚
冷水刺激で覚醒したように感じますが、神経の反応が強調されているだけで、判断力が回復したわけではありません。
■③ 心拍数の乱れが集中力を奪う
サウナと水風呂の反復で心拍が不安定になります。落ち着いた思考ができない時間帯が生まれます。
■④ 夏は体温が下がり切らない
外気温が高く、水風呂後も体内の熱が抜けにくい。発汗が続き、消耗が長引きます。
■⑤ 反応速度が一時的に低下する
冷刺激の後は、動作は早く感じても判断は遅れがちです。非常時の初動に不利になります。
■⑥ 水分・電解質が不足しやすい
大量発汗の直後に水風呂へ入ると、補給が後回しになります。脱水が進行しやすい状態です。
■⑦ 移動・運転が危険になる
水風呂後はふらつきや注意散漫が起きやすく、移動や運転はリスクが高まります。
■⑧ 夏の防災は水風呂後を「回復待ち時間」に
十分な休息と補給を終えるまで、無理に動かない。これが最も安全な判断です。
■まとめ|水風呂後の爽快感を疑う
気分が良い直後ほど、体は不安定です。夏はこのズレが事故を招きます。
結論:
防災×夏では、「水風呂後は判断力が落ちている前提」で行動を控えることが命を守ります。
防災士として現場を見てきましたが、急激な体温変化の直後は対応ミスが起きやすい時間帯でした。夏の防災は、水分や冷房だけでなく「水風呂後の過ごし方」まで含めて完成します。

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