近年、学校では「防災探究」や「防災学習」が取り入れられています。
しかし、本当に力になるのは“家庭での再現”です。
今回は、防災×学校防災探究プロジェクトとして、家庭でできる実践方法を解説します。
■① なぜ家庭再現が重要なのか
学校で学んでも、
・家では話題に出ない
・実際の備えと結びつかない
ということが多くあります。
家庭での確認が定着につながります。
■② 家庭でできる再現テーマ
・自宅の危険箇所チェック
・避難経路マップ作成
・非常食の試食体験
学校の学びを生活に落とし込みます。
■③ 子どもの主体性を活かす
・発表形式にする
・家族に説明してもらう
・改善点を一緒に考える
学びが深まります。
■④ 被災地派遣で感じた現実
被災地支援やLO活動の中で感じたのは、
「知識があっても実行できない家庭が多い」
ということです。
よくあった誤解は、
「学校で習ったから大丈夫」
という安心感でした。
家庭内の確認がなければ、実行に結びつきません。
■⑤ 自律型避難の育成
家庭での再現は、
・自分で判断する力
・家族で協力する力
を育てます。
これが自律型避難につながります。
■⑥ 避難服の考え方も共有
特別な装備でなくても、
・動きやすい服
・着慣れたスウェット
をローリングストックとして活用できます。
普段着の延長で考えることが現実的です。
■⑦ やらなくていいこと
完璧な発表資料を作る必要はありません。
生活に活かすことが目的です。
■⑧ 今日できる最小行動
学校で学んだ内容を子どもに聞く。
自宅の危険箇所を一緒に見て回る。
■まとめ|学びを家庭へ
学校防災探究は、家庭で再現してこそ意味があります。
会話が最大の防災訓練です。
結論:
学校での防災学習は、家庭で実践して初めて力になります。
元消防職員・防災士として現場で感じたのは、家庭内で話し合っていた子どもほど落ち着いて行動できていたということです。春のうちに、家庭の防災力を育てましょう。
出典元:文部科学省「学校防災の手引き」

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