災害時、モバイルバッテリーは「命を守るライフライン」。
しかし同時に、火災原因として最も多い防災用品でもあります。
だからこそ、選び方を間違えないことが命を守る第一歩。
防災士として、絶対に失敗しない“安全基準”をまとめました。
■① 必ず「PSEマークあり」を選ぶ(最重要)
モバイルバッテリーは法律で
PSE(電気安全法)取得が義務化されています。
PSEなしは…
- 過充電防止なし
- 過熱保護なし
- ショート保護なし
つまり 発火リスクが極めて高い危険物。
本体に丸型・ひし形のPSEマークがない商品は絶対に避けましょう。
■② 価格が“極端に安いもの”は避ける
500〜1500円の激安バッテリーは、
- 保護回路なし
- 粗悪セル使用
- 熱暴走率が高い
- PSE偽造のケースもあり
火災事故の多くがこのタイプです。
安全性の目安は
3,000〜6,000円の中堅モデル。
■③ 防災用は「10,000mAh〜20,000mAh」が最適
容量が小さいと災害時に足りず、
40,000mAh超の大型は発熱・劣化・爆発リスクが高くなります。
最適解は
10,000mAh(1日〜2日)
20,000mAh(3日)。
これ以上は「携帯性・安全性」で不利になります。
■④ 信頼できるメーカーだけを選ぶ
火災事故報告が多いのは“無名メーカー”。
安全回路がしっかりしているのは次のブランドです。
- Anker(アンカー)
- エレコム
- AUKEY
- Belkin
- Sony
- RAVPower
- Panasonic
防災士として避難所で最もトラブルが少ないのはAnkerです。
■⑤「急速充電+複数保護回路」搭載モデルを選ぶ
安全モデルには必ず次の保護機能があります。
- 過充電防止
- 過放電防止
- 過熱保護
- 過電流保護
- ショート保護
- 自動停止機能
この6つが揃っていれば“安全モデル確定”。
■⑥ 「発熱しにくい素材」かどうかも重要
安全性が高い本体素材は、
- 難燃性ポリカーボネート
- アルミボディ
- 耐熱ABS樹脂
逆に、ゴムコーティングや安価な樹脂は熱がこもりやすく不向き。
■⑦ 「充電しながらスマホ使用」が前提ならパススルー必須
災害時は同時に使うことが増えます。
しかし、
パススルー非対応モデルで“ながら使用”すると発熱リスクが急上昇。
選ぶべきは
パススルー充電対応モデル。
■⑧ 屋外・避難所用は「防水・防塵・耐衝撃」モデルが最強
災害時は濡れる・落とす・汚れるのが当たり前。
- IP65〜IP67
- 衝撃吸収ボディ
- ラバーフレーム
この条件なら過酷な環境でも安全に使えます。
■まとめ|命を守る“安全バッテリー基準”を必ず守って
安全なモバイルバッテリーとは
“安さではなく安全性で選ぶもの”。
結論:
PSE+信頼メーカー+保護回路+防災適正(容量・防水・耐衝撃)が絶対条件。
防災士として現場を経験してきましたが、
火災事故のほとんどは“安価・無名メーカー・劣化品”でした。
今日、手元のモバイルバッテリーを1つチェックするだけで、
あなたと家族の命を守る防災力が一気に上がります。

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