春は物価上昇と新生活の出費が重なり、家計の余裕が一気に削られる季節です。その結果、防災備蓄が後回しになりがちですが、実は「物価が上がる時期」ほど備蓄と相性が良い面もあります。春の物価上昇に振り回されず、備蓄を続けるための考え方を整理します。
■① 春は値上げが家計を直撃しやすい
食品、日用品、光熱費など、生活必需品がじわじわ値上がりします。備蓄を後回しにすると、後でより高い価格で買うことになります。
■② 備蓄は「買い時の分散」が基本
一度にまとめ買いせず、安い時に少しずつ積み上げる方が、家計への負担は小さくなります。価格変動リスクを減らす考え方です。
■③ 値上げ前の定番品を優先する
必ず使う米・水・調味料・紙類などは、値上げ前に少し多めに持つだけで、実質的な家計防衛になります。
■④ 備蓄は「非常用」ではなく「日常用」
普段使う物を回しながら備えることで、廃棄ロスが減り、結果的に節約につながります。特別な防災食品は最小限で十分です。
■⑤ 物価上昇期は買わない判断も重要
割高な時に無理して備蓄を進める必要はありません。価格が落ち着くまで待つ判断も、家計を守る行動です。
■⑥ 家計の中に「備蓄枠」を作る
毎月少額でも備蓄用の枠を決めておくと、値上げ局面でも判断に迷いません。金額より枠の存在が重要です。
■⑦ 防災士から見た実際に多かった失敗
現場で多かったのは、「高くなったから何も買えなかった」と備えが進まなかった家庭です。結果的に災害後の高騰価格で購入することになっていました。
■⑧ 今日できる最小の行動
今使っている日用品で、必ず消費する物を一つだけ多めに買ってください。それがそのまま備蓄になります。
■まとめ|物価上昇は備蓄を止める理由にならない
物価が上がる時期こそ、備え方の工夫が防災力を左右します。
結論:
春の物価上昇期は「安い時に少しずつ備える判断」が家計と防災を両立させます。
防災士として現場を見てきた中で感じるのは、被害を抑えられた家庭ほど「価格に一喜一憂せず淡々と備えていた」という点です。買い方を変える自律型避難の意識が、春の物価上昇と災害リスクの両方から家計と命を守ります。

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