【防災士が解説】防災×寝袋|被災地経験から見えた「3人分確保」が体力を守る理由

災害時の睡眠環境は、想像以上に厳しくなります。被災地での経験を通じて痛感したのは、「眠れないこと」が体力と判断力を一気に奪うという現実でした。家族3人分の寝袋を備える意味を、現場視点で整理します。


■① 睡眠不足は判断ミスを招く

避難所や在宅避難では、音・光・寒さで眠れない夜が続きます。被災地では、睡眠不足が原因で体調を崩したり、判断を誤るケースを多く見てきました。眠れる環境づくりは安全対策です。


■② 被災地で実感した「床の冷え」の厳しさ

体育館や床での就寝は、体温を奪います。毛布だけでは不十分な場面も多く、寝袋があることで体温を保てた家庭ほど、翌日の活動に余裕がありました。


■③ 3人分を個別に用意する理由

家族用としてまとめるのではなく、1人1袋が基本です。被災地では、サイズや保温性が合わないことで使われなくなるケースもあり、個別に合った寝袋が役立っていました。


■④ 子ども用サイズが安心につながる

大人用寝袋は、子どもには大きすぎて保温性が下がります。子ども用サイズは体に密着し、安心感も高まります。現場では、子どもがよく眠れている家庭ほど、全体の雰囲気が安定していました。


■⑤ コンパクトさは持ち出しやすさに直結する

避難時は荷物を最小限にしたいものです。コンパクトに収納できる寝袋ほど、実際に持ち出され、避難所でも活用されていました。


■⑥ 季節対応を意識する

夏用・冬用を意識せずに備えると、どちらかで使いづらくなります。被災地では、オールシーズン対応や重ね使いできる寝袋が柔軟に使われていました。


■⑦ 寝袋+マットで効果が高まる

寝袋だけでは、床の硬さや冷えを完全には防げません。現場経験から、マットを併用していた家庭ほど、睡眠の質が明らかに違いました。


■⑧ 寝袋3人分は体力維持の基盤

食事や水と同じくらい、睡眠は重要です。寝袋を家族3人分備えることは、災害時の体力と判断力を守るための基盤になります。

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