春は突風や強風が発生しやすく、看板・植木鉢・物干し竿などが一気に飛ばされます。被害の多くは「窓」から起きており、割れたガラスが室内に飛び散ることでケガにつながります。強風時の飛来物被害を防ぐための判断基準を整理します。
■① 強風は短時間でも危険度が高い
突風は数分で発生し、予測が難しいのが特徴です。「すぐ収まる」という判断が被害を拡大させます。
■② 窓ガラスは最も弱い防御点
飛来物は窓を直撃しやすく、割れると破片が室内に飛散します。カーテンだけでは防ぎきれません。
■③ ベランダ・屋外物品が凶器になる
植木鉢、物干し台、軽量家具は風で簡単に飛びます。自宅の物が加害側になる可能性もあります。
■④ 養生テープは「飛散防止」に有効
ガラスにテープを貼ることで、割れた際の破片飛散を抑えられます。割れないわけではない点が重要です。
■⑤ シャッター・雨戸がある窓を優先
全てを守れない場合は、人がいる部屋の窓を優先して守る判断が必要です。生活空間の安全確保が最優先です。
■⑥ 窓際に近づかない判断も重要
強風時は、窓の近くに立たない・寝ない行動が被害を防ぎます。距離を取ることも立派な対策です。
■⑦ 防災士から見た実際に多かった失敗
現場で多かったのは、「風は強いが大丈夫」とベランダの片付けを後回しにしたケースです。飛来物で窓が割れていました。
■⑧ 今日できる最小の備え
風が強くなる前に、ベランダや玄関周りの物を一か所に集めてください。それだけで被害は大きく減ります。
■まとめ|強風は備える時間が短い
強風被害は、事前の数分の行動で防げるケースが多くあります。
結論:
強風時は「飛ぶ前に片付け、窓から離れる判断」が命と家を守ります。
防災士として現場を見てきた中で感じたのは、被害を抑えられた家庭ほど「風が強くなる前に動いていた」という点です。予兆を見て行動を変える自律型避難の意識が、春の強風被害から命と暮らしを守ります。

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