【防災士が解説】防災×忘年会による事故②|年末の“人間関係リスク”が命に直結する理由

忘年会は「事故=転倒・飲酒」だけではありません。
実は 人間関係・判断力低下・深夜行動の組み合わせ が、
大きなトラブルへ発展するケースが少なくありません。


■① 飲酒による判断力低下が“危険な選択”を生む

忘年会では普段なら選ばない行動が増えます。
✔ 無理な距離を歩く
✔ 危険な裏道を通る
✔ 暗い路地へ入る
✔ 近道しようとして事故に遭う
こうした判断ミスは冬の夜に致命傷になりやすい。


■② 酔った状態での“帰宅拒否”が事故を招く

疲れや酔いで、
「ちょっと休んでいこう」「道端で座る」
これが低体温症の典型パターン。
冬は10〜15分で体温が急低下することもあります。


■③ 人間関係トラブルから事件に発展するリスク

忘年会は盛り上がる一方で、年末は
✔ 言い争い
✔ 口論
✔ 無用なトラブル
が多発します。
酔いの勢いでのトラブルは、事件・暴力・警察沙汰にもつながります。


■④ タクシー待ちでの“路上滞在”が危険

タクシー不足の年末は、
✔ 長時間の屋外待機
✔ 寒空での立ちっぱなし
が当たり前。
体温低下と疲労が重なり、事故リスクは跳ね上がる。


■⑤ 女性の帰宅リスクが大幅に上がる

暗い・寒い・終電後の深夜帯は
✔ つきまとい
✔ 盗撮
✔ 路上トラブル
の相談が増える時間帯。
防災的にみても“危険度が最も高い”行動となる。


■⑥ 同僚との“飲みすぎ競争”が急性アルコール中毒を招く

忘年会には「場の空気で飲みすぎる」人が増加。
急性アルコール中毒は冬が最多で、
救急搬送は深夜に集中します。
仲間内の強要は事故の入口です。


■⑦ 酔った状態でのスマホ紛失が二次被害を生む

スマホを失うと
✔ 家族と連絡が取れない
✔ 帰宅が困難になる
✔ 個人情報が流出
災害時と同じくらい“孤立リスク”が高くなります。


■⑧ 忘年会後の“帰宅サポート”が命を守る

仲間と帰る、駅まで送る、タクシー相乗りするなど
「人と帰る」という習慣が事故率を大幅に下げる。
冬の深夜帯の単独行動は避けるべきです。


■まとめ|忘年会は“判断力低下 × 冬の夜”が最大の敵

忘年会の事故は飲みすぎだけではなく、
天候・人間心理・行動ミスが重なったときに一気に増える
という特徴があります。

結論:
防災士として言います。忘年会は“誰と帰るか・どこを歩くか”が命を守る最大の防災です。帰宅行動こそもっとも危険です。

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