災害時、
最も必要になる能力は何か。
それは「最後まで歩ける持久力」です。
元消防職員として現場を経験してきましたが、
体力差は生存力の差になります。
■① 避難は“短距離走”ではない
災害時の移動は、
・停電下の階段移動
・瓦礫を避けながらの歩行
・長時間の徒歩避難
一瞬のダッシュではなく、
長時間の持久戦です。
特に大規模災害では、
数時間〜半日歩くケースも想定されます。
■② 現場で多かった誤解
よくある誤解は、
「車で逃げればいい」
という前提。
しかし実際は、
・渋滞
・道路寸断
・ガソリン不足
で徒歩避難になることが少なくありません。
普段から歩いていない人は、
1時間で限界を迎えます。
■③ 持久力が災害関連死を防ぐ
避難所生活では、
・トイレまで遠い
・水の配給に並ぶ
・物資を取りに行く
移動の連続です。
運動不足は、
・血栓症(エコノミー症候群)
・筋力低下
・転倒
を招きます。
持久力は、
災害関連死を減らす“見えない備え”です。
■④ 今日からできる防災トレーニング
難しいことは不要です。
●1日30分のウォーキング
●エレベーターを階段に変える
●週1回の軽いジョギング
これだけで、
「歩ける体」は作れます。
大切なのは強度より継続。
■⑤ 心の持久力も同時に鍛える
持久力は身体だけではありません。
長距離運動は、
・ストレス耐性
・呼吸コントロール
・冷静さ
を育てます。
パニックを抑える力は、
防災に直結します。
■⑥ やらない防災の視点
特別な道具はいりません。
高価な器具も不要。
増やすより、
続ける。
“体を整える”ことが、
最小コストで最大効果の防災です。
■⑦ まとめ
・避難は持久戦
・徒歩避難は現実的想定
・持久力は関連死予防につながる
・毎日の運動が最強の備え
防災は、
体づくりから始まります。
あなたの脚が、
あなたの命を守ります。
【出典】
内閣府「防災白書」

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