春は新入社員として新しい職場に立つ季節です。しかし、職場環境に慣れていない時期ほど、災害時の判断ミスが起きやすくなります。「会社にいれば安全」という思い込みが、危険を広げることもあります。新入社員が知っておくべき災害リスクと判断基準を整理します。
■① 職場は自宅とは違う危険がある
オフィスや工場、店舗には、自宅とは異なる設備や動線があります。非常口や階段の位置を知らないこと自体がリスクになります。
■② 地震時は「指示待ち」が危険になる
上司や先輩の指示を待っている間に、危険が拡大することがあります。身の安全を最優先する判断が必要です。
■③ 非常階段・避難経路を把握しておく
非常口がどこにあるか分からないままでは、避難できません。入社直後こそ確認しておくべきポイントです。
■④ デスク周りの危険物を知る
キャビネットや書類棚、OA機器は地震時に凶器になります。座っている場所の安全性を把握することが重要です。
■⑤ 通勤中の被災を想定する
災害は勤務時間中だけでなく、通勤中にも起こります。電車停止や徒歩帰宅の可能性を想定しておく必要があります。
■⑥ 災害時の連絡ルールを確認する
会社ごとに安否確認や連絡方法は異なります。知らないままでは、混乱の原因になります。
■⑦ 防災士から見た実際に多かった失敗
現場で多かったのは、「新人だから分からなくて当然」と防災確認を後回しにしたケースです。非常口を知らず避難が遅れていました。
■⑧ 今日できる最小の備え
明日出社したら、非常口と階段の位置を一度確認してください。それだけで災害時の行動は大きく変わります。
■まとめ|新入社員こそ防災を最初に覚える
仕事の手順より先に、命を守る行動を知ることが重要です。
結論:
新入社員が最初に身につけるべきなのは「自分で身を守る判断」です。
防災士として現場を見てきた中で感じたのは、落ち着いて行動できた人ほど「職場の危険を早い段階で把握していた」という点です。環境を知り、主体的に動く自律型避難の意識が、新生活と職場災害から命を守ります。

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