引っ越し直後は、防犯や防災が後回しになりやすい時期です。特に見落とされがちなのが「鍵」と「施錠」の管理。実はこの緩みが、災害時の混乱や二次被害を招くことがあります。防災×春は、住まいの入口から見直す必要があります。
■① 引っ越し直後は施錠が甘くなる
荷物の出入りが多く、つい鍵を開けっぱなしにしがちです。この習慣が続くと、非常時に不用意な侵入や盗難リスクが高まります。
■② 合鍵の所在が把握できていない
家族や管理会社、前居住者の合鍵状況を確認しないまま生活が始まるケースがあります。災害時の混乱は、鍵の管理不備を一気に露呈させます。
■③ 鍵の置き場所が決まっていない
引っ越し直後は鍵の定位置がなく、探す時間が増えます。非常時に鍵を探す行為は、避難や初動対応を遅らせます。
■④ 施錠動線が生活動線と合っていない
玄関・勝手口・窓の施錠ポイントが把握できていないと、確認漏れが起きます。夜間や停電時は特に危険です。
■⑤ 災害時は「閉める判断」が重要になる
地震や強風時、どこを閉め、どこを開けるかの判断が必要になります。鍵の扱いに迷うと、対応が遅れます。
■⑥ 引っ越し疲れが注意力を下げる
疲労と慣れない環境で、鍵の閉め忘れや置き忘れが増えます。春の新生活は、注意力が最も落ちる季節です。
■⑦ 管理会社・近隣との鍵情報が未共有
集合住宅では、非常時の解錠や立ち入りルールを知らないまま生活が始まります。情報不足は混乱を招きます。
■⑧ 鍵管理も防災動線の一部
鍵の定位置、予備鍵の保管、施錠確認の習慣化。これらは防犯だけでなく、防災行動をスムーズにします。
■まとめ|引っ越しは「入口の安全」から整える
住まいの安全は、鍵の管理から始まります。入口が不安定な状態では、防災は機能しません。
結論:
防災×春では、引っ越し直後の「鍵と施錠」を整えることが初動の安全を守ります。
防災士として現場を見てきましたが、混乱時ほど基本的な管理が被害を分けていました。新生活の最初に、鍵の扱いを仕組みにすることが、確実な防災につながります。

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