春は生活環境が変わり、防災の見直しに最適な季節です。その中でも後回しにされがちなのが、住宅用火災警報器の点検です。普段は意識しない設備だからこそ、定期的な確認が命を守ります。防災士の視点から、春に行うべき点検ポイントを解説します。
■① 住宅用火災警報器は「動いて当たり前」ではない
設置していても、電池切れや故障で作動しないケースは少なくありません。見た目では異常に気づけない点が最大の落とし穴です。
■② 電池切れは春に多く見つかる
冬の寒暖差で電池が消耗し、春に電池切れが判明することが多くあります。点検は必ず音が鳴るかを確認します。
■③ 引っ越し後は設置状況を再確認する
引っ越しや模様替えで、警報器の位置が適切でなくなる場合があります。寝室や階段付近など、設置場所の再確認が重要です。
■④ ホコリや汚れが感知を妨げる
長期間掃除されていない警報器は、ホコリが感知部分を塞いでいることがあります。春の掃除と合わせて清掃します。
■⑤ 警報音を家族全員が知っているか
警報が鳴っても、それが火災警報だと認識できなければ意味がありません。音の確認と行動の共有が必要です。
■⑥ 設置から10年を超えていないか
住宅用火災警報器には寿命があります。設置から10年を超えている場合、正常でも交換を検討します。
■⑦ 夜間を想定した確認を行う
実際の火災は就寝中に発生することが多く、夜間でも確実に聞こえるかを意識して点検します。
■⑧ 点検日を決めて習慣化する
春の防災点検日を決めておくことで、毎年忘れずに確認できます。習慣化が最大の対策です。
■まとめ|警報器点検は春の命を守る行動
住宅用火災警報器は、火災から命を守る最後の砦です。点検を怠らないことが最大の防災です。
結論:
春の防災では、住宅用火災警報器が確実に作動する状態を維持することが重要です。
防災士として現場を見てきた経験から、警報器が正常に作動した家庭ほど、初期避難が早く被害を最小限に抑えられていると強く感じています。

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