【防災士が解説】防災×春×通勤ラッシュと災害発生時|人が集中する時間帯の正しい判断

春は新年度の始まりとともに通勤・通学者が増え、朝夕の通勤ラッシュが特に混雑します。この時間帯に災害が発生すると、被害や混乱が一気に拡大しやすくなります。防災士の視点から、通勤ラッシュ中に災害が起きた場合の考え方と行動を解説します。


■① 通勤ラッシュは最も危険な時間帯

駅、車内、交差点、歩道など、人が密集する場所が連続します。地震や事故が起きると、転倒や将棋倒しが発生しやすくなります。


■② 駅構内・車内は「動かない」判断が重要

揺れを感じた直後に一斉に動くと、二次被害が起こります。まずは身を低くし、手すりや壁を使って姿勢を安定させます。


■③ 無理な帰宅行動が混乱を拡大する

災害発生直後に一斉帰宅が始まると、道路や駅が機能しなくなります。状況を見極め、むやみに移動しない判断が必要です。


■④ 情報不足が不安を増幅させる

通勤中はテレビが見られず、断片的な情報だけで判断しがちです。誤情報に流されない意識が重要です。


■⑤ 転倒・接触事故を最優先で防ぐ

混雑時は、走らない・押さない・声を荒げない行動が重要です。自分の安全が周囲の安全にもつながります。


■⑥ ヒール・革靴は行動を制限する

通勤靴は、災害時の移動に不向きな場合があります。靴が行動力を大きく左右する点を意識します。


■⑦ 職場到着後も油断しない

出社後に災害が発生するケースも少なくありません。職場の避難経路や初動対応を日頃から確認しておくことが重要です。


■⑧ 「通勤時間の被災」を想定して備える

自宅でも職場でもない場所で被災する前提を持つことで、行動の迷いが減ります。通勤時間は防災の盲点です。


■まとめ|通勤ラッシュは「動かない勇気」が命を守る

人が多い時間帯ほど、冷静な判断が求められます。焦らない行動が二次被害を防ぎます。

結論:
春の防災では、通勤ラッシュ中の被災を想定し、無理に動かず安全を確保する判断力が重要です。
防災士として現場を見てきた経験から、混雑時に落ち着いて行動できた人ほど、大きな事故を回避できていると強く感じています。

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