春は新生活や環境の変化により、防災グッズの中身が実情に合わなくなりやすい季節です。「備えているつもり」でも、使えない・足りない状態では意味がありません。防災士の視点から、春に行うべき防災グッズ見直しのポイントを解説します。
■① 春は防災を仕切り直す最適な季節
年度替わりで生活リズムが変わる春は、防災も一度リセットして見直すのに適しています。気候が穏やかな時期こそ行動しやすくなります。
■② 非常持ち出し袋の中身を全て出す
中身を把握していない防災リュックは意味がありません。一度すべて出し、何が入っているかを目で確認します。
■③ 賞味期限・使用期限を必ず確認する
非常食、飲料水、乾電池、医薬品などは期限切れが起こりやすい項目です。春の点検で一斉に確認します。
■④ 家族構成の変化に合わせて調整する
子どもの成長、高齢者の同居、家族人数の変化により必要な物は変わります。現在の家族に合った内容へ更新します。
■⑤ 季節用品の入れ替えを行う
防寒具やカイロなど、冬向けの用品を入れっぱなしにしていないかを確認し、春夏に必要な物へ入れ替えます。
■⑥ 実際に使えるかを想定する
重すぎる、防水でない、使い方が分からない物は災害時に役立ちません。使えるかどうかの視点で見直します。
■⑦ 置き場所と持ち出し動線を確認する
防災グッズが取り出しにくい場所にあると、非常時に持ち出せません。玄関や寝室など、動線を意識します。
■⑧ 「最低限+余裕」を意識する
完璧を目指さず、最低限を確実に整え、余裕があれば追加する考え方が継続につながります。
■まとめ|春の見直しが防災力を底上げする
防災グッズは一度準備して終わりではありません。定期的な見直しが命を守る力になります。
結論:
春の防災では、防災グッズを今の生活に合う内容へ見直すことが重要です。
防災士として現場を見てきた経験から、日頃から中身を把握していた人ほど、災害時にも迷わず行動できていると強く感じています。

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