【防災士が解説】防災×梅雨|「エレベーター・階段」が使えなくなる盲点

梅雨の防災で意外と想定されていないのが、エレベーターと階段の問題です。被災現場では、上下移動ができなくなったことで避難や生活が一気に困難になるケースを多く見てきました。防災×梅雨は、縦の動線が止まる季節です。


■① 梅雨はエレベーターが止まりやすい

大雨による停電や浸水で、エレベーターは真っ先に停止します。再開の目処が立たないことも珍しくありません。


■② 高層階ほど影響が大きい

エレベーターが使えないと、階段移動が前提になります。体力や体調によっては、外出や避難そのものが難しくなります。


■③ 階段は滑りやすく危険

湿気や持ち込まれた雨水で、階段は非常に滑りやすくなります。転倒は避難行動を即座に止めます。


■④ 荷物があると移動が成立しない

飲料水や非常持出品を持っての階段移動は想像以上に負担です。梅雨は「持てない」ことで行動が制限されます。


■⑤ 暗さが恐怖と不安を増やす

停電時の階段は暗く、距離感も分かりません。不安が強まり、移動そのものを諦める判断につながります。


■⑥ 子ども・高齢者の移動が止まる

階段移動は、支え合いが必要になります。家族全員での移動計画がないと、分断が起きやすくなります。


■⑦ 上下移動できないと情報も遮断される

外の状況確認や支援情報の取得ができず、孤立感が強まります。判断材料が減ることで行動が遅れます。


■⑧ 梅雨の防災は「階段前提」で考える

エレベーターが使えない前提で、生活動線と避難行動を考えることで、判断は早くなります。


■まとめ|梅雨の防災は縦の動線を疑うこと

上下移動が止まると、生活も避難も一気に難しくなります。梅雨はこの影響が顕著に出ます。

結論:
防災×梅雨では、「エレベーターが使えない前提」で行動を組み立てることが命を守ります。
防災士として現場を見てきましたが、階段移動を想定していた家庭ほど混乱が少なく、早く安全な判断ができていました。梅雨の防災は、縦の動線を押さえることから完成します。

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