梅雨の防災で意外と見落とされるのが、靴と足元です。被災現場では「行きたいけど動けない」理由の多くが足元にありました。防災×梅雨は、装備の最小単位である靴が行動可否を決めます。
■① 梅雨は靴が濡れる前提になる
強い雨と水たまりで、外に出た瞬間に靴は濡れます。濡れる前提を想定していないと、外出や避難をためらいます。
■② 濡れた靴は体力を奪う
靴の中が濡れると体温が下がり、疲労が一気に進みます。体力低下は判断力の低下に直結します。
■③ 滑りやすさが転倒リスクを高める
濡れた路面、マンホール、タイルは滑りやすく、転倒事故が増えます。足元の不安は行動速度を落とします。
■④ 靴ずれ・擦れが長距離移動を阻む
水を含んだ靴は擦れやすく、短時間で痛みが出ます。避難は「続けられるか」が重要です。
■⑤ 予備の靴がないと行動が止まる
乾かない梅雨では、替えがないと次の行動に移れません。結果として様子見が続きます。
■⑥ サンダルは一見便利で危険
濡れてもいい反面、踏ん張れず、破片や段差に弱い。梅雨の避難では足を守れません。
■⑦ 室内でも足元は危険になる
室内の水滴や室内干しの水で床が滑ります。夜間・停電時は特に転倒リスクが高まります。
■⑧ 梅雨の防災は「歩ける状態」を保つ
防水・滑りにくい・乾きやすい。この条件を満たす靴が、行動の自由度を守ります。
■まとめ|梅雨の防災は足元から崩れる
足元の不安は、最初に行動を止めます。動けなければ、情報も安全も取りに行けません。
結論:
防災×梅雨では、「濡れても歩ける靴」を用意することが命を守ります。
防災士として現場を見てきましたが、足元が安定していた人ほど判断が早く、被害を避けられていました。梅雨の備えは、靴から始めるのが最短ルートです。

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