2025年12月24日、台湾東部の台東県を震源とするマグニチュード6.1の地震が発生し、台東県卑南郷で最大震度5弱を観測しました。今回の地震は浅い場所で発生しており、震源近くでは揺れが相対的に大きく、建物や陳列棚への被害も確認されています。
■① 被害状況と影響
台東市内では、商店の陳列棚から商品が落下し、畑のそばに設置されていた長さ約50メートルのコンクリート塀が倒壊しました。卑南郷の納骨堂では骨つぼが棚から落下して破損。また、台湾鉄路では一部区間で運転を見合わせましたが、現在は運行再開済みです。
幸い、死者やけが人の報告はなく、迅速な初期対応と情報共有が功を奏した形です。
■② 余震の可能性
中央気象署は、今回の地震を受け、今後3日~1週間以内にM5.5~6程度の余震が発生する可能性があるとして注意を呼びかけています。震源から半径30キロ以内の過去の地震記録では、M5.0以上の地震が28回観測されており、警戒が必要です。
■③ 地震のメカニズム
今回の地震は、ユーラシアプレートとフィリピン海プレートの衝突による浅い地震です。台湾で観測される地震の約7割は東部で発生しており、地震活動が活発な地域となっています。台北などの盆地や高層ビルの影響で、震源から遠くても揺れを強く感じることがあります。
■④ 防災士からの教訓
- 浅い地震は局所的に揺れが大きくなるため、建物内の安全対策(家具の固定、落下防止)を徹底する
- 海外旅行や滞在時も現地の防災情報にアクセスし、緊急地震速報や避難経路を事前に確認する
- 余震への備えとして、非常用持ち出し袋や水・食料の確保を怠らない
海外での被災は、言語やインフラの違いにより混乱が大きくなるため、事前の情報把握と備えが特に重要です。
■⑤ まとめ|海外滞在時も油断禁物
今回の台湾・台東地震は、浅い地震特有の局所的な強い揺れが確認されました。幸い人的被害はなかったものの、建物や生活インフラへの影響は顕著です。
結論:
海外での滞在中も、防災意識を高く持ち、余震や現地の地形・建物状況に応じた備えを行うことが、命を守る最善策です。特に余震期には、揺れやすい家具や窓まわりの安全確認を日常的に意識しましょう。

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