【防災士が解説】防災×災害後は防災グッズが買えない⑤|「配給がある」は大きな誤解

災害が起きると、
「そのうち配給が来るだろう」
そう考える人は少なくありません。

しかし現場では、
配給は万能ではないという現実があります。


■① 配給はすぐに届かない

大規模災害では、

・被害状況の把握
・避難所の設営
・物資の集約

これだけで数日かかります。
発災直後に配給が行き渡ることは、ほぼありません。


■② 配給は「最低限」

配給される物資は、

・水
・おにぎり
・パン

など、生存の最低ラインです。

・トイレ用品
・防寒具
・衛生用品

は、十分に届かないケースが多くあります。


■③ 全員分は用意できない

配給は、

・高齢者
・乳幼児
・要配慮者

が優先されます。

健康な大人は、
後回しになることを理解しておく必要があります。


■④ 現場で起きる配給待ちのストレス

配給待ちは、

・長時間並ぶ
・情報が不透明
・不満が溜まる

精神的負担が非常に大きく、
トラブルの原因にもなります。


■⑤ 配給を待たなくていい人が強い

備えがある人は、

・列に並ばない
・自分のペースで動ける
・周囲を手助けできる

配給依存から抜けることで、
行動の自由度が一気に上がります。


■⑥ 現場で見た「備えの差」

備えていた人は、

・体調を崩しにくい
・不満を言わない
・落ち着いている

備えがない人ほど、
不安と苛立ちが増していきました。


■⑦ 配給は「補助」と考える

防災の基本は、

・配給は補助
・自分の備えが主

この意識です。

配給を前提にすると、
必ず困る場面が出てきます。


■⑧ 自立できる人が避難所を安定させる

自分で賄える人が多い避難所ほど、

・混乱が少ない
・支援が行き渡る
・回復が早い

これは何度も見てきた現実です。


■まとめ|配給は最後の支え

配給はありがたいものです。
しかし、頼り切るものではありません。

結論:
「配給があるから大丈夫」は、防災では通用しない。

防災士として現場で確信しています。
自分の分を自分で持つ人ほど、
周囲も助けられる余力を持てます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました