クマ出没時の事故を振り返ると、
多くの人が「行政や誰かが対応してくれるだろう」と考えた瞬間に、危険へ近づいています。
この“他人任せの判断”は、獣害では特に危険です。
■① 「誰かが対応しているはず」という思い込み
警察や市が注意喚起を出していると、
「もう対応中だろう」
「近くにいないはず」
と安心してしまいがちです。
しかし、対応=即時排除ではありません。
■② 行政対応には時間差がある
現実には、
・捜索が難航する
・位置が特定できない
・安全確保を優先して見守る
といった状況が多くあります。
その間も、クマは自由に動いています。
■③ 実際に多かった“油断のきっかけ”
被害寸前の事例では、
「もう警察が来ていると思った」
「注意喚起が出ていたから安心した」
という認識が共通しています。
注意喚起は、安全宣言ではありません。
■④ 自分の安全は自分の判断で守るしかない
獣害では、
現場にいる人が最初で最後の防波堤になります。
「自分が動かない判断」こそが、最も確実な防御です。
■⑤ 「任せる」と「何もしない」は違う
正しい任せ方は、
・通報する
・共有する
・指示を待つ
です。
確認しない、近づかない判断を伴わない任せ方は危険です。
■⑥ 家庭内で共有すべき現実的な認識
家族で、
「対応中でも危険は残る」
「解除までは行動を変えない」
と共有しておくことで、油断を防げます。
■⑦ 助かった人がしていた“任せ方”
無事だった人は、
・自分で何とかしようとしなかった
・専門機関の到着を待った
・その間は動かなかった
という行動を徹底しています。
■⑧ 迷ったらこの判断|誰かに任せたなら自分は動かない
クマ出没時、
誰かに任せたなら、自分は動かない。
このセットで初めて、安全な判断になります。
獣害対応は、
「誰かがやる」ではなく、
「自分は動かない」を選ぶ防災です。
この意識が、命を守ります。

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