地震、台風、火災、水害など、あらゆる災害から人命と財産を守るために、防災管理者の存在は不可欠です。被災現場では、防災管理者が不在、または役割が不明確なために避難・初動対応が遅れ、被害が拡大するケースを多く見てきました。防災×総合防災では、防災管理者の役割を理解し、組織的に防災体制を整えることが命を守る基本です。
■① 防災管理者とは
- 建物や施設、地域における総合的な防災活動を統括する責任者。
- 災害発生時の避難指示、初動対応、情報収集・伝達、救助支援などを統括。
■② 主な役割
- 災害リスクの把握と防災計画の策定。
- 避難訓練や防災教育の実施。
- 消火設備、非常持出品、避難経路などの整備・管理。
- 災害時の連絡・情報伝達、要援護者の支援体制の確立。
■③ 必要な知識と資格
- 防災管理者講習や防災士の資格取得により、災害対応能力を習得。
- 災害種別(地震・風水害・火災など)に応じた知識が求められる。
■④ 日常の取り組み
- 避難経路・避難所の確認、備蓄物資の点検。
- 消火設備、AED、救命用具の定期点検。
- 住民や従業員への防災教育と訓練の実施。
■⑤ 緊急時の対応
- 災害発生時には指揮命令を明確にし、避難誘導や初期対応を統括。
- 情報収集・共有を行い、被害の最小化を図る。
■⑥ 心理的安心の確保
- 防災管理者の存在が、施設利用者や住民の安心感につながる。
- 避難計画が明確であれば、混乱や二次被害を防ぎ冷静な行動が可能。
■まとめ|防災管理者は命と財産を守る要
防災管理者が組織的に機能することで、災害時の避難や初動対応が迅速化し、被害を最小限に抑えることができます。
結論:
防災×総合防災では、「防災管理者を設置し、日常の防災計画・訓練・備蓄管理・緊急時対応を統括する」ことが命を守る基本です。
防災士として現場を見てきましたが、防災管理者が明確に機能していた組織や地域ほど安全に避難でき、被害や混乱を最小限に抑えることができました。防災は、管理者の役割と日頃の備えが完成形です。

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