自律型避難は、これまでの防災の考え方を一段進めた概念です。
今後、この考え方を広げるためには「伝わる言葉」が欠かせません。
現場感覚から見て、自律型避難と相性の良い新しいキーワードを整理します。
■① 判断前倒し
危険が確定してから動くのではなく、
「危険になる前に動く」という考え方。
迷いを減らすためのキーワードです。
■② 空振り前提
避難が早すぎてもいい。
何も起きなくても失敗ではない。
行動を止めないための言葉です。
■③ 余白防災
時間、
体力、
選択肢。
余白を残すこと自体が防災になるという発想です。
■④ 行動固定
考えないために、
行動をあらかじめ決めておく。
判断ミスを減らすキーワードです。
■⑤ あるもので生き延びる
完璧な備蓄は不要。
身の回りの物を活用する力を重視します。
■⑥ 分散避難思考
一か所に集まらない。
選択肢を分ける。
混乱とリスクを下げる考え方です。
■⑦ 個助から共助へ
まず自分が動ける状態を作る。
それが結果的に周囲を助けます。
■⑧ 考動(こうどう)
考える+行動。
自律型避難を象徴する新しい表現です。
■まとめ|言葉が変わると行動が変わる
難しい言葉では、人は動きません。
短く、
覚えやすく、
肯定的な言葉が必要です。
結論:
自律型避難は「新しい言葉」で初めて社会に浸透する
防災士として現場を見てきましたが、行動できた人ほど「自分なりの言葉」を持っていました。
キーワードは、
行動のスイッチです。
これからの防災は、伝え方そのものが問われていると強く感じています。

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