【防災士が解説】防災×自律型避難×教育③|「できるつもり」が命を奪う、防災教育の盲点

「防災は学校で習った」
「避難訓練は毎年やっている」

そう思っている人ほど、
実は災害時に動けないことがあります。


■① 防災教育で一番危険なのは「わかった気になること」

多くの防災教育は、

・話を聞く
・動画を見る
・マニュアルを覚える

で終わっています。

しかしこれは、
理解した気になっているだけです。


■② 「知っている」と「できる」は全く別物

災害現場では、

・身体が思うように動かない
・頭が真っ白になる
・普段の判断ができない

という状態が普通に起こります。

これは訓練不足ではなく、
実践不足です。


■③ 避難訓練が「イベント」になっていないか

避難訓練が、

・決まった時間
・決まったルート
・決まった結末

になっていないでしょうか。

これでは、
本当の判断力は育ちません。


■④ 自律型避難教育は「迷わせる教育」

自律型避難教育では、

・あえて選択肢を与える
・正解を示さない
・迷う時間をつくる

ことが重要です。

迷う経験こそが、
災害時の対応力になります。


■⑤ 失敗体験を許さない教育は危険

「それは間違い」
「危ないからやめなさい」

この積み重ねは、
挑戦しない防災人間を作ります。

災害時に必要なのは、
完璧さではなく修正力です。


■⑥ 家庭でできる防災教育の第一歩

家庭でできることは簡単です。

・もし今地震が来たらどうする?
・ここが使えなかったら?
・夜だったら?

答えを否定せず、
一緒に考えること。


■⑦ 自律型避難教育は「生きる力」を育てる

この教育で育つのは、

・判断力
・適応力
・回復力

つまり、
災害だけでなく人生全体に役立つ力です。


■⑧ 防災教育のゴールは「考え続ける人」

防災教育に、
終わりはありません。

大切なのは、
「考え続ける習慣」を残すことです。


■まとめ|防災教育は“自信”を壊すところから始まる

「自分はできる」という思い込みを壊し、
「まだ足りない」と気づくこと。

それが、 命を守る本当の防災教育です。

自律型避難教育は、
その第一歩になります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました