【防災士が解説】防災×花粉症|災害時に「吸入薬がない」呼吸トラブルを防ぐための備え

花粉症やアレルギー体質の人の中には、
・咳が止まらない
・息苦しさを感じる
・喘息(ぜんそく)を併発している

といった理由で吸入薬を使用している人も少なくありません。
しかし災害時、この吸入薬が使えなくなると、状況は一気に深刻化します。

これは命に直結する、極めて重要な「防災×花粉症」のテーマです。


■① 吸入薬が必要な人は「災害弱者」になりやすい

吸入薬を使っている人は、
・気道が過敏
・環境変化に弱い
・ストレスで症状が悪化しやすい

という特徴があります。
災害時の環境は、まさに最悪の条件が重なります。


■② 災害時に吸入薬が使えなくなる理由

災害時には、
・吸入薬を持ち出せなかった
・残量がわずかだった
・予備を持っていなかった
・病院・薬局が閉鎖している

といった事態が起こります。
吸入薬は代替がきかない薬である点が最大のリスクです。


■③ 避難所は「呼吸器に厳しい環境」

避難所では、
・ホコリ
・花粉
・ハウスダスト
・人の密集
・冷気や乾燥

が重なります。
これは喘息・咳症状を悪化させる要因そのものです。


■④ 吸入薬がないことで起こる危険

吸入薬が使えないと、
・咳が止まらない
・息苦しさが続く
・パニックを起こしやすい
・救急要請が必要になる

といった事態につながります。
特に夜間や医療が逼迫している状況では、命のリスクが跳ね上がります。


■⑤ 防災の視点で必ず準備すべきこと

吸入薬を使用している人は、
・常用吸入薬の種類と回数を把握
・残量を常に多めに管理
・非常持出袋に必ず1本
・職場・車・自宅に分散保管

これを最低限の防災行動としてください。


■⑥ 吸入薬の「情報」も一緒に備える

吸入薬は、
・薬の名称
・使用回数
・処方医療機関

紙に書いて携帯することが重要です。
意識障害や家族不在時でも、医療支援につながります。


■⑦ 子ども・高齢者は特に注意

小児喘息や高齢者の呼吸器疾患は、
・症状の進行が早い
・本人がうまく訴えられない

という特徴があります。
周囲の大人が「呼吸の変化」に気づくことが命を守ります。


■⑧ 吸入薬は「命を守る防災用品」

水や食料と同じレベルで、
吸入薬は命を守る必需品です。

・使えるか
・足りているか
・すぐ取り出せるか

この3点を、平時から確認してください。


■まとめ|呼吸の備えは最優先の防災

花粉症や喘息は、
・普段はコントロールできている
・しかし災害時は一気に悪化する

吸入薬は、
・我慢できない
・代わりがない
・命に直結する

防災とは「最悪の事態を想定すること」。
呼吸を守る備えは、防災の最優先事項です。

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