【防災士が解説】防災×調理|湯煎はル・クルーゼ?ストウブ?どっちが効率いい?

災害時の湯煎は「鍋選び」で効率が大きく変わります。
特に名前が挙がりやすいのがル・クルーゼストウブ

どちらも重い鋳物鍋。
結論から言うと、湯煎効率は用途次第で差が出ます。


■① 結論|湯煎だけならストウブが有利

防災視点での結論は明確です。

  • 湯煎専用・省エネ重視 → ストウブ
  • 調理併用・普段使い重視 → ル・クルーゼ

理由は「蓄熱」と「フタ構造」にあります。


■② ストウブが湯煎に強い理由

ストウブの特徴は、

  • フタが重く密閉性が高い
  • 内部の蒸気を逃がしにくい
  • 一度温まると冷めにくい

つまり、

少ない火力で沸騰を維持しやすい=ガス節約

湯煎を何回も回す防災調理では、この差が効きます。


■③ ル・クルーゼの特徴と向いている使い方

ル・クルーゼは、

  • 内側がホーローで洗いやすい
  • 湯煎+煮込み+温め直しまで対応
  • 色が明るく日常使いしやすい

湯煎「だけ」ではストウブに劣りますが、

一つで何役もこなす万能鍋という強みがあります。


■④ 水とガスの消費量の違い

実感ベースの違いは以下です。

  • ストウブ:
  • 沸騰後、弱火で維持可能
  • 再湯煎時の立ち上がりが早い
  • ル・クルーゼ:
  • 沸騰までやや時間がかかる
  • フタから蒸気が逃げやすい

長期避難ほど、差が積み上がります。


■⑤ 被災地目線で見る「重さ」の問題

注意点もあります。

  • 両方とも重い
  • 持ち運びには不向き
  • 倒れた状態で使うのは危険

在宅避難・車中泊向けであり、
避難所に持ち込む鍋ではありません。


■⑥ 防災として現実的な代替案

実は、防災効率だけを見ると、

  • 厚手のアルミ鍋
  • フタ付きステンレス鍋

これでも十分です。

ル・クルーゼやストウブは
「すでに家にある人が活かす鍋」です。


■⑦ 今日できる最小行動

  • 家の鍋で湯煎を一度やってみる
  • フタを閉めた状態で弱火維持を試す
  • 「何分で再沸騰するか」体感する

防災調理は、
高級鍋より“慣れ”が最強です。

湯煎は、
道具より使い方で差が出ます。

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