地震や豪雨などの災害時、車で避難したり、車内で電源を確保する場面は珍しくありません。
その際に重要になるのが「バッテリー上がり対策」と「安定した電源確保」です。
防災士の立場から見ると、ジャンプスターターとポータブル電源は車中避難の必須装備と言えます。
■① 災害時の車は「避難所+電源拠点」になる
災害時、車は次の役割を担います。
- 一時的な避難空間
- 雨風・寒さをしのぐ場所
- 情報収集・充電の拠点
しかし、エンジン停止やバッテリー上がりが起きると、
一気に「動けない孤立空間」になってしまいます。
■② ジャンプスターターは「命綱」
ジャンプスターターは、車のバッテリーが上がった際に
その場でエンジンを再始動できる装備です。
災害時はロードサービスが来ないケースも多く、
ジャンプスターターの有無が行動可否を左右します。
■③ おすすめジャンプスターターの特徴
● 大容量・高出力モデル
- 32000mAh・2000Aクラス
- ガソリン車・ディーゼル車対応
- 複数回ジャンプ可能
スマホ充電やLEDライト付きモデルは、
夜間避難や停電時にも活躍します。
● コンパクトモデル
- 12000mAh・800Aクラス
- 軽量・持ち運びやすい
- 多重保護回路で安全性が高い
普段使いと防災を兼ねたい家庭に向いています。
■④ ポータブル電源は「生活を止めない電力」
車中泊避難では、
- スマホ充電
- ライト
- 小型家電(電気毛布・扇風機など)
が使えるかどうかで、生活の質が大きく変わります。
家族4人を想定するなら、1000Wh以上が現実的な目安です。
■⑤ 車中避難向けポータブル電源の目安
● 大容量モデル(2000Wh前後)
- 停電時でも2〜3日対応
- 家電の約9割が使用可能
- 車内電源として安定
● 中容量モデル(1200〜1500Wh)
- 急速充電対応
- ソーラーパネル連携可能
- 家族避難でもバランスが良い
「容量=安心の時間」と考えると選びやすくなります。
■⑥ 選び方のポイント①|容量と用途
- ジャンプスターター:16000mAh以上
- ポータブル電源:1000Wh以上
短時間か、数日か。
避難想定日数を先に決めることが重要です。
■⑦ 選び方のポイント②|車種と安全機能
- 普通車:12V対応
- ディーゼル車:1000A以上
- 過電流・逆接続防止などの保護回路
災害時は慌てやすいため、
安全機能が多いモデルほど事故を防げます。
■⑧ 防災士としての結論
- ジャンプスターター=「動ける命綱」
- ポータブル電源=「生活を保つ基盤」
この2つがそろうことで、
車中避難は「耐える避難」から「維持できる避難」に変わります。
車はただの移動手段ではありません。
災害時の重要な防災拠点として、今のうちに備えておくことを強くおすすめします。

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