春の進学・入学は、子どもにとって生活環境が大きく変わるタイミングです。新しい通学路には、これまで経験していない危険が潜んでいます。「慣れてから考える」では遅く、最初の判断が事故を防ぎます。通学路の危険を見抜くための基準を整理します。
■① 通学路は「普段と違う時間帯」で危険が変わる
登下校の時間帯は、通勤・通学ラッシュと重なります。昼間に安全に見える道でも、朝夕は危険度が一気に上がります。
■② 交差点と横断歩道は最優先チェック
事故が最も多いのは交差点です。信号の有無だけでなく、車の速度や見通しの悪さも確認する必要があります。
■③ 歩道が狭い・途切れる場所に注意
歩道が急になくなる場所や、車道と近すぎる区間は特に危険です。子どもは無意識に車道へ寄りがちになります。
■④ 見通しの悪いカーブ・駐車車両
カーブや路上駐車が多い場所では、子どもがドライバーから見えにくくなります。「止まって確認する習慣」が必要です。
■⑤ 雨・風の日は危険が増幅する
傘や帽子で視界が狭くなり、足元も滑りやすくなります。天候が悪い日の通学を想定した確認が重要です。
■⑥ 大人が「歩いて確認する」ことが大切
地図や写真では分からない危険が、実際に歩くことで見えてきます。子どもの目線で見る判断が不可欠です。
■⑦ 防災士から見た実際に多かった失敗
現場で多かったのは、「通学路は学校が決めているから安全」という思い込みです。危険箇所での事故が繰り返されていました。
■⑧ 今日できる最小の備え
一度だけ、子どもと一緒に通学路を歩いてください。危険ポイントを共有するだけで、事故は防ぎやすくなります。
■まとめ|通学路は事前確認が命を守る
通学路の安全は、毎日の積み重ねで守られます。最初の確認が最も重要です。
結論:
進学・入学時の通学路は「親子で危険を確認する判断」が事故を防ぎます。
防災士として現場を見てきた中で感じたのは、事故を防げた家庭ほど「最初に一緒に歩いていた」という点です。任せきりにせず、見守りと確認を続ける自律型避難の意識が、春の通学事故から子どもの命を守ります。

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