【防災士が解説】防災×防災スマホ|防災スマホを「家族に広げる」ための現実的な3ステップ

防災スマホは、
一人で完結しても意味がありません。

被災地で何度も感じてきたのは、
家族で認識が揃っているかどうか
行動の成否を分けるという現実でした。

ここでは、
防災に関心が高くない家族にも
無理なく広げられる
防災スマホの共有方法を整理します。


■① 被災地で見た「家族防災が崩れる瞬間」

被災地では、
こんな場面を何度も見ました。

・親は避難所を知っている
・子どもは場所を知らない
・高齢の家族は方向が分からない

このズレが、
混乱と不安を一気に大きくします。

防災スマホは、
このズレを埋めるための道具です。


■② 家族防災は「説明」より「共有」

防災を家族に広めようとして、
説明しすぎて失敗するケースは多いです。

被災地で機能していたのは、
次のような関わり方でした。

・一緒に地図を見る
・同じ避難所を指さす
・「ここね」と確認する

言葉は最小限。
同じ地図を見ることが最優先です。


■③ Google Mapsは「家族共通言語」になる

Google Mapsは、
家族全員がすでに使っています。

・通学
・送迎
・買い物
・旅行

この共通ツールを
防災に転用するだけで、
家族防災のハードルは一気に下がります。

被災地では、
「地図を見せたら一瞬で伝わった」
という場面を何度も見てきました。


■④ 家族に共有するのは「避難所は1つ」でいい

防災というと、
たくさんの情報を共有しようとしがちです。

しかし被災地では、
選択肢が多いほど混乱していました。

まずは、
避難所を1つだけ共有する。

・ここに向かう
・迷ったらここ
・合流はここ

これだけで、
家族の行動は揃います。


■⑤ 防災スマホは「教えない」方がうまくいく

防災スマホを家族に広める時、
操作を教え込む必要はありません。

・一度一緒に開く
・一度一緒に見る
・一度一緒に保存する

被災地では、
この「一度」が
強く記憶に残っていました。


■⑥ 子ども・高齢者にも伝わる理由

Google Mapsは、

・視覚的
・直感的
・説明がいらない

という特徴があります。

被災地では、
言葉での説明が難しい場面ほど、
地図が力を発揮していました。

防災スマホは、
世代差を越える防災です。


■⑦ 被災地で見た「共有できていた家族」

合流できた家族、
落ち着いて行動できた家族には、
共通点がありました。

・同じ場所を思い描いていた
・同じ方向を見ていた
・同じ判断基準を持っていた

防災スマホは、
この共通認識を作る装備です。


■⑧ 今日できる家族防災の一歩

今日やることは、これだけです。

・家族と一緒にGoogle Mapsを開く
・避難所を1つ保存する
・「迷ったらここ」と決める

これだけで、
家族防災は一段階前に進みます。


まとめ

防災スマホは、
個人装備でありながら、
家族をつなぐ防災でもあります。

被災地で見てきた現実から言っても、
家族で同じ地図を持つことの価値は非常に大きい。

防災は、
知識を共有することではありません。

認識を揃えること。

まずは今日、
家族と一緒に
同じ地図を見てください。
それが、最も確実な家族防災です。

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