「地震って怖いよね」
そう伝えるだけでは、
子どもは不安になります。
防災は、
怖がらせるものではなく
“備える力を育てるもの”。
その入り口として、
防災絵本はとても有効です。
■① なぜ絵本が効果的なのか
絵本は、
・視覚的に理解できる
・物語として記憶に残る
・安心感の中で学べる
という強みがあります。
説明よりも、
物語のほうが子どもには届きます。
■② 選ぶときのポイント
① パニックを煽らない内容
② 行動が具体的に描かれている
③ 最後が希望で終わる
「怖さ」よりも、
「どうするか」が描かれている本を選びます。
■③ 年齢別の選び方
・未就学児:イラスト中心、短い文章
・小学生低学年:避難行動が具体的
・高学年:家族・地域との関わりも描かれている
成長段階に合わせることが重要です。
■④ 現場で感じた“誤解”
被災地支援で多かったのは、
「小さい子にはまだ早い」
という考え。
実際には、
知っている子のほうが落ち着いて行動できました。
“知らない不安”のほうが大きいのです。
■⑤ 絵本を読んだ後が大切
読みっぱなしにせず、
「もし今揺れたらどうする?」
と一言問いかけます。
会話が、
防災教育になります。
■⑥ 家庭防災会議につなげる
絵本をきっかけに、
・避難場所
・連絡方法
・家の危ない場所
を一緒に確認します。
学びを“行動”に変えます。
■⑦ 避難所生活の心のケアにも
災害後、
絵本は子どもの安心材料になります。
避難所で読み聞かせが
子どもの落ち着きにつながった場面を何度も見てきました。
■⑧ 今日できる一歩
今週、
1冊手に取ってみてください。
難しい準備は不要です。
■まとめ|防災は“怖さ”ではなく“安心”で伝える
結論:
防災絵本は、子どもの不安を減らし、自律的な行動を育てる第一歩です。
防災士として感じるのは、
早すぎる学びはありません。
やさしく、繰り返し。
それが一番の備えです。
出典:内閣府「防災教育チャレンジプラン」

コメント