雨の日の通学は、晴れの日とはまったく違う危険が潜んでいます。視界不良・足元の不安定さ・車の挙動変化が重なり、事故は一気に起こりやすくなります。子どもの命を守るために、雨の日に特に意識すべき判断基準を整理します。
■① 雨の日は「見えない危険」が増える
雨音や傘で周囲の音や視界が遮られ、接近する車や自転車に気づきにくくなります。子どもは特に周囲把握が遅れがちです。
■② 傘が視界と動作を奪う
傘を差すことで、左右確認が不十分になります。片手が塞がり、転倒時に体を支えにくくなる点も危険です。
■③ 滑りやすい場所を知っておく
横断歩道の白線、マンホール、落ち葉の上は特に滑りやすくなります。雨の日は足元への注意が最優先になります。
■④ 水たまりは危険ゾーン
水たまりの下は段差や側溝が隠れていることがあります。避けようとして車道側に出る行動も事故につながります。
■⑤ 車は止まりにくくなる
雨天時は制動距離が伸び、ドライバーの視界も悪化します。「車が止まってくれる前提」は通用しません。
■⑥ 明るい服と反射材が命を守る
雨の日は子どもの存在が見えにくくなります。反射材や明るい色の服装は、事故防止に直結します。
■⑦ 防災士から見た実際に多かった失敗
現場で多かったのは、「遅刻したくない」と焦って走り、転倒や飛び出し事故につながったケースです。
■⑧ 今日できる最小の備え
雨の日の通学ルールを一つ決めてください。「走らない」「傘を少し下げる」だけでも事故は防げます。
■まとめ|雨の日の通学は判断で守れる
雨の日の事故は、環境そのものより行動の選択で起きます。危険を知っていれば、避けられる事故は多くあります。
結論:
雨の日の通学は「急がない・見えない前提で動く」判断が命を守ります。
防災士として現場を見てきた中で感じたのは、事故を防げた子どもほど「雨の日は行動を変えていた」という点です。状況に合わせて行動を切り替える自律型避難の意識が、雨の日の通学事故から子どもの命を守ります。

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